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【もしかして私も!?】無意識の「テイカー」になってない?人間関係を壊す行動をチェック!

  • 2025.6.16

「ギバー・テイカー理論」を参考に、よりよい人間関係を広げていく考え方を知りましょう。今回は、自分の利益を優先する「テイカー」について。信頼関係にひびが入る可能性もある、テイカー的な思考と行動とは?

「ごめん、 10分遅れる~!」それ、相手の時間を奪っています!

テイカー傾向がある人は、人間関係にメリットを求めるもの。そして、自分にメリットを与えない人から“奪う”ことを気にしません。遅刻をくり返すのも、その思考の表れ。相手の時間をテイクすることに無自覚なのです。

自分で調べればわかることなのに、「どうやるんだっけ?」

できるだけ労力をかけずに利益を得たいから、人に頼み事をする頻度も高くなりがち。自分でできることでも、「わかる人に聞いた方が効率的」と自分の利益を優先。相手の知識や時間をテイクすることに。

相手のトーク中に「私は~」と会話泥棒。いつの間にか自分の話

人よりも注目されたい、優位に立ちたいと考えるテイカーは、どんな話題も自分の話にすりかえます。会話の主導権を握ることで、相手のことまでわかった気に。野次馬的に話を聞き出そうとし、すぐ自分の話に戻します。

口を開けば愚痴ばかり。でも、アドバイスは聞き入れない

テイカーは失敗すると、自分を正当化し、周りのせいにする傾向が。間違いを認められないから、愚痴が多くなりがちです。でも人の上に立ちたい、批判されたくないと考えるため、人からの忠告は聞き入れません。

マウンティングはテイカーの典型的な行動

「人より上にいなければならない」と考えるのがテイカー。自分が上だと証明したいために、無自覚にマウンティングをしてきます。自分のプライドやメンツを守り、認められたいのです。

スケジュール調整も、お店選びも、いつも相手まかせ

自分から誘っておきながら、待ち合わせの時間や場所は相手が決めてくれるのを待つのもテイカーの行動。また、頼み事の連絡をしてきても、自分に必要な情報が得られた後はすっかり返事をしなくなる、なんてことも。

周りにいるテイカーにはどう接するのが正解?

できるだけかかわらない。「こういう人なんだ」と受け流す

テイカーの思考が強い人は、無自覚に周りを消費します。そして、思考のクセは簡単に変わるものではありません。あまりにも目に余るテイカーには、できるだけかかわらないようにするのがベター。「いろんな人がいるな」「自分も気をつけよう」とスルーして。

マッチャーとして接し、過度に与えすぎない

テイカーに「この人からは受け取れる」と思われると、どんどん要求がエスカレートする可能性も。すべての要求にこたえていては、時間も労力も足りなくなります。時にはマッチャー的にギブとテイクのバランスを意識して、過度に与えすぎないことも大切です。

Text=Nikki Yamamoto Illustration=Macoto Saijoh

※InRed2025年6月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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