【ハイフでコケる】は本当？「コケやすいタイプ」を医師が解説！

教えてくれたのは……

形成外科医

貴子先生

松倉クリニック代官山院長。日本形成外科学会 認定専門医。親身なカウンセリングと的確な治療に加え、骨格を考慮した黄金比から生み出される美人造形テクニックに定評あり。エイジレスな美貌の持ち主としても注目されている。

「ハイフでコケる」は本当ですか？

ハイフでコケが目立ちやすいのはこんな人！

• 皮下脂肪が少ない
• 頰骨が張っている（骨格が目立つ顔立ち）

貴子先生

ハイフに適応してない方が施術を受けると、かえって頰コケが目立つことがあるのは事実です。ハイフは、超音波を肌に当てたときに生じる熱の効果によってフェイスリフト手術と同じSMAS層（皮膚の下に位置する、表情筋を覆う筋膜）からの引き上げが可能な治療です。超音波の熱作用による脂肪溶解効果があるため、もともと頰に脂肪が少ない人や骨格が目立つような顔立ちの方に施術すると、頬コケのリスクが高まります。一方で適した方が受ければ、頰コケの改善につながります。

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ハイフはドクターの技術力で左右される？ ナース施術はOK？

貴子先生

頰コケの改善を目的としてハイフを検討しているなら、まずは、正しい知識と技術をもつ医療従事者による、最適な施術が受けられるクリニックを選ぶことが大切です。
ハイフの効果や結果は骨格や脂肪量に大きく影響されますが、骨格や脂肪量は人によってまったく違うため、ハイフ治療をマニュアル通りに施術するのには限界があります。
皮膚の内部や骨格、筋肉など、見えない部分まできちんと理解している形成外科医による施術と、そういう仕組みを知らない人による施術、比較すると差があって当然だと思いませんか？ 明暗が分かれることもあると思いますのでクリニック選びは慎重に行いましょう。

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「ハイフでコケやすい人」におすすめの美容医療＆セルフケア

貴子先生

“ハイフコケ”しやすい、頰の脂肪が少ない方や顔がゴツゴツとした印象の方は、脂肪を減らさずに皮膚のみをふっくらさせる治療が最適。

そのひとつが高周波（RF）マシンを用いた治療です。RFエネルギーの熱が真皮から皮下組織まで作用し、即時的な引き締め効果と長期的なコラーゲン生成を促進します。「サーマクール」や「ポテンツァ」「スカーレット」など、いろいろなマシンがあります。

もうひとつの選択肢としては、サーモン注射もおすすめ。主となるサーモンの卵から抽出した成分は高い抗酸化作用を持つことで知られています。皮膚の細胞の活性化や細胞の再生を促進し、ハリや弾力の改善が期待できます。

すぐになんとかしたい！ という場合やくっきりとくぼんでしまっている方には、ヒアルロン酸注入も選択肢のひとつ。皮下にヒアルロン酸を注入し、物理的に底上げするため、効果はテキメンです。ですが、皮膚がゆるんで下垂した“お肉”を無視してくぼんだ部分にヒアルロン酸を補填していくだけでは、顔がどんどん“大顔化”する恐れが！ その場合、口角の横などにたまった“たるみ肉”を脂肪溶解注射で減らす、皮膚を引き上げるレーザーを打つなど、余分なものを削ぎ落す治療と並行したほうがより美しく頰コケを改善できます。

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取り入れたいのはこんなアイテム！

表情筋へのアタック力が進化したかっさ型EMS美顔器

パナソニック バイタリフト かっさ EH-SP86 オープン価格

貴子先生

美顔器を味方につけるのもあり。かっさ美顔器で頭皮や耳裏のリンパから首、鎖骨あたりをほぐして老廃物をしっかり流すことで、たるみの要素になっているむくみを減らすことができます。表情筋の筋トレになるEMS機能も頰コケ予防に役立つので先手のケアとして取り入れておくのは◎。

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まるでハリ治療！？ パワフルな刺激で頭皮からキュッ！

ブライト エレキブラシプラス ￥49800

佐々木希さんの広告でおなじみのブラシ型美顔器。EMS、高周波（RF）、赤色LEDによるトリプルケアを実現。シャキッとするような刺激的なアプローチは、顔から頭皮、ボディまで全身に使用が可能。

取材・文／金子優子