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大人の夏旅は日本初上陸「ローズウッド宮古島」が大本命!ハードな日常を癒やす超ド級の楽園リゾートへ

  • 2025.6.15

“ウルトラ・ラグジュアリー・ライフスタイル・ホテルブランド”をテーマに、世界21ヶ国、30軒以上の施設を展開する「ローズウッド ホテルズ&リゾーツ」。

その日本初上陸となる「ローズウッド宮古島」が3月1日に開業した。全室オーシャンビューのプール付きヴィラ。すべてのダイニングからも海を望み、白砂のビーチの前にインフィニティプールが広がる。

日本になかった弩級ビーチリゾートの誕生を、現地リポートにてお伝えする。

岬のワイルドな地形と自然を活かした、圧巻のロケーション
リゾートは宮古空港から北に車で20分の岬に立地。元のワイルドな地形を極力壊さない構成でヴィラが立ち並ぶ


背の高いサトウキビ畑を抜けてタクシーが辿り着いたのは、宮古島北部の岬。

シーサーが鎮座する「ローズウッド宮古島」の門で止まると、セキュリティが宿泊者であると確認を行う。海外の一流リゾートを思い起こす瞬間だ。

レセプションから見下ろすのは、南国の緑と水平線。地元の蜂蜜やノニ(沖縄名物の果実)を使ったウェルカムドリンクを差し出され、キーを受け取ったらバギーでヴィラへ。

秒ごとにリゾート気分が右肩上がりし、ヴィラに入ると沸点に達する。

アースカラーにまとめたシックな室内。ベッドからも「宮古ブルー」の海を楽しめる
「オーシャンビューヴィラ ツイン」(テラス込み130㎡)。海を見渡すワイドな造りでリビングも広い。バルコニーにはプライベートプール付き。1泊1室¥202,400~


窓の外は眩いほどに青い海。「これが宮古ブルーか!」と全身で感じる迫力があるのは、さすが、岬の先端だ。

「オーシャンビューヴィラ」の海を向くデイベッドに横たわれば、モルディブの水上ヴィラに負けない非日常の絶景に包まれる。

対岸にはジャングルが広がり、まるで小さな離島にいる心地。

白砂のビーチ、青い海に調和した施設のデザインは“和モダン”がテーマ
穏やかな海に面する『NAGI(ナギ)』(右)と『YUKUU(ユクウ)』(左)。和モダンのミニマリズムをテーマにした天井の高い1階建て


一方の「ビーチフロントヴィラ」を見学すると部屋からビーチに直で行けるのが開放的で、そちらにも泊まりたく、早くもリピート気分に。

こちらも全室オーシャンビューで、各ヴィラにはプライベートプール付き。

沖縄方言「ゆーくー(休む)」に由来したバー『YUKUU』で心地良い“島時間”に浸る
施設のデザインを手掛けたのはオランダの建築家ピート・ブーン。プールサイドバー『YUKUU(ユクウ)』の内装の色使いも洒脱


パブリックプールに行けば水上にサンベッドがあり、隣のバー『YUKUU(ユクウ)』では食事もでき、外国人スタッフが接客。

開業直後のためドーハやサンパウロなど、世界各地の「ローズウッド」から助っ人が集結していた。

『YUKUU』の名は、沖縄方言で「休む」の意「ゆーくー」に由来し、島の文化を体現する概念から。

ウミガメが暮らす海でシュノーケリングを楽しんだら、カヴァナでひと休み
屋外家具まで上質。周辺の海にはウミガメが生息。支配人の中山典子さんは米国で亀の研究の修士課程を修了した方


そんな雰囲気の中カヴァナで海を眺めると、時差がある国にいる錯覚まで起きた。

でも、シークワーサーや泡盛を使うカクテルが宮古島に引き戻してくれる。アペのお供は海に沈む夕陽だ。

ディナーは『NAGI』のイタリアン。食材から食器まで“ウルトラ・ラグジュアリー”のセンスがほとばしる
『NAGI』では「リーデル」に特注した、波をあしらったグラスを使用。トルコ製「Bonna」のプレートとも相性抜群だ


イタリアン『NAGI』の夕食では地元漁師が釣る魚介のカッチュッコ(鍋)が登場し、皿は知る人ぞ知るトルコの陶器「Bonna」。

宮古島ローカルに目利き品が出合い“ウルトラ・ラグジュアリー”のセンスを思い知る。

レストラン&バーは現状3軒(今後、和食を開業予定)で、写真はイタリアン『NAGI』。スタッフの青いドレスがかわいい


何よりこの岬を日本初上陸の地に選んだことが最高の目利き。目の前の海には熱帯魚が集う岩礁まである。

国内逃避行の大本命は、ハードに働く大人を心身から癒やすはず。

■施設概要
施設名:ローズウッド宮古島
住所:沖縄県宮古島市平良字荷川取1068-1
TEL:[代表]0980-79-8899
[宿泊予約]0980-79-8998
料金:1泊1室¥202,400~
部屋数:55室

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