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【保存版】バジルやミント、パクチーが大活躍! タコスから鍋料理まで【お手軽ハーブ料理8選】

  • 2025.6.16



料理の美味しさをグッと底上げし、香り高い一品に導いてくれるハーブ。バジル、パクチー、ミント、ローズマリーなど、いろいろなハーブが身近なスーパーでも手に入りやすくなっているので、ぜひ料理に取り入れてみましょう。


『桑原流ハーブの香るタコス』



具材の組み合わせによって、ひと口ごとに味わいが変化するタコスは、一度食べればハマってしまう魅惑のメキシコ料理。シンプルな調理で、時間が美味しくしてくれるカルニータス、さっと和えるだけで作れる野菜のサルサなど、タコスの具材は意外と簡単なのも嬉しい! 具材を包むトルティーヤは、市販品を香ばしく焼けばOKです。

タコスの具材① カルニータスのミント和え

カリッとした豚肉の香ばしさが、食欲をそそる!タコスに欠かせない肉料理は、ミントで華やかな味に。



(材料 3〜4人分)
豚バラかたまり肉(または豚肩ロースかたまり肉)……500g
米油……適量
スペアミント……適量
A
赤唐辛子……1本
塩……小さじ1/2
 
(作り方)
小鍋に豚肉、Aを入れ、豚肉がひたひたになるまで米油を注ぐ。弱火で熱してふつふつとしてきたら、そのまま1時間ほど煮る。



豚肉を取り出して粗熱を取り、食べやすい大きさに切る。ミントは大きければざく切りにする。
ボウルにを入れ、さっと和える。

POINT_豚肉は油でじっくり煮ると、旨みが凝縮してジューシーに仕上がる。鍋は小さめのものを選ぶと、油の量を少なくおさえることができて効率的。

タコスの具材② ワカモレ(アボカドディップ)

パクチーは香りが強い根元も加え、風味をより生かすと◎。

(材料 3〜4人分)
アボカド……2個
パクチー……1束
紫玉ねぎ……1/4個
塩……適量
A
玉ねぎ(みじん切り)……大さじ1
ライムの絞り汁……1/2個分
 
(作り方)
アボカドは縦半分に切り、種と皮を除く。パクチーは細かく刻み、飾り用に少量を取り分ける。紫玉ねぎは縦に薄切りにする。
ボウルにアボカドを入れ、フォークの背で潰す。パクチー、Aを加えて和え、塩で味を調える。器に盛り、紫玉ねぎ、飾り用のパクチーを散らす。

タコスの具材③ 梨と青唐辛子のサルサ

ライムの酸味で味を引き締めた、相性抜群の組み合わせ。

(材料 3〜4人分)
梨……小1個
塩……適量
A
青唐辛子(小口切り)……1本分
ライムの絞り汁……1/4個分
 
(材料)
梨は8等分のくし形に切り、芯と種を除く。皮をむき、厚さ1㎝に切る。
ボウルに❶、Aを入れて和え、塩で味を調える。

タコスの具材④ バジルとトマトのサルサ

甘酸っぱく、爽やかなサルサがタコスのいいアクセントになる。


(材料 3〜4人分)
トマト……大1個
バジル……3枚
塩……適量
 


(作り方)
❶ トマトはへたを除き、1cm角に切る。バジルは粗みじん切りにする。
❷ ボウルに❶、塩を入れ、和える。

『自家製ハーブツナ、かぶ、セロリのサラダ』

旨みが強く、食べごたえのあるツナを主役にした逸品。マヨネーズ×りんご酢の軽やかなドレッシングもあとを引く。

(材料 2〜3人分)
自家製ハーブツナ(下記参照)……100g
かぶ……3個
セロリ……1本
A
オリーブ油……大さじ2
りんご酢(または好みの酢)、マヨネーズ……各大さじ1
塩……適量
 
(作り方)
自家製ハーブツナは、食べやすい大きさに裂く。
かぶは6等分のくし形に切り、皮をむく。セロリは筋をのぞき、茎を薄切りにし、葉を細かく刻む。
ボウルにAを入れて混ぜ、を加えてさっと混ぜ合わせる。

自家製 ハーブツナ

魚は直前まで冷やしておくと、ゆっくり火が入ってしっとりと仕上がる。

(材料 ※作りやすい分量)
まぐろ(またはかつおの刺し身用さく)……200g
A
ローズマリー……1~2枝
水……2と1/2カップ
塩……20g
B
米油……大さじ6
オリーブ油……大さじ2
粒黒こしょう……4~5粒
 
(作り方)
小鍋にAを入れて混ぜ、弱火で熱して煮立たせる。まぐろを加えて火を止め、ふたをしてそのまま冷ます。
まぐろ、ローズマリーを取り出し、水気をペーパータオルでふく。保存袋(または保存容器)に入れ、Bを加える。冷蔵室に入れ、ひと晩(6~8時間)おく。
 
※保存容器に入れて作る場合、魚が油に全て浸からないときは、表面にラップをぴったりと密着させてかぶせる。
※冷蔵で1~2週間保存可能。

『バジルと柿の青唐辛子和え』

香りと酸味がない甘柿は、ハーブと驚くほどよく合う。青唐辛子のピリッとした辛さを足すことで、お酒も進む!

材料(2〜3人分)
柿……3個
バジル……5枚
青唐辛子(薄い小口切り)……1本分
A
オリーブ油……大さじ1
りんご酢(または 好みの酢)、粒マスタード……各小さじ1
塩……適量
 
(作り方)
柿は4等分のくし形に切り、へたをのぞいて皮をむき、あれば種を除く。バジルは小さめにちぎる。
ボウルにAを入れて混ぜ、柿を加えてしっかりと混ぜ合わせる。バジル、青唐辛子を加え、さっと混ぜる。

『パクチーレモン鍋』

パクチーや水菜はさっと火を通すと、シャキシャキ感が残って美味。鯛を豚肉でアレンジしたり、オリーブ油やこしょうをかけて食べたりするのもオススメ。

材料(2〜3人分)
鯛(刺し身・さく)……400g
パクチー……1束
水菜……2束
レモン……適量
レモンの皮(国産)……好みで適量
A
だし汁(削り節で取ったもの)……5カップ
レモンの絞り汁……2個分
塩麹……大さじ3
塩……小さじ2
 
(作り方)
鯛は薄切りにする。パクチー、水菜は長さ5㎝に切り、レモンは好みの大きさに切る。
❶を器に盛り、鯛に好みでレモンの皮を削りながら散らす。
鍋にAを入れて混ぜ、中火で熱する。煮立ったら弱火にし、鯛、パクチー、水菜をさっとくぐらせ、レモンを絞ってかける。

cooking:RYOKO KUWABARA / photograph:KEIICHI SUTO / styling & text:HIROKO NAKADA
otona MUSE 2025年1月号より

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