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エミネム、マライア・キャリーに『8マイル』の母親役をオファーしていた

  • 2025.6.13
『8マイル』(2002)
8 MILE - Kim Basinger, Eminem, 2002『8マイル』(2002)

交際したかどうかの意見が食い違ったことをきっかけに、長年確執があるとされるエミネムマライア・キャリー。エミネムは2002年に公開された自身の半自伝的映画『8 Mile』で、わずか4歳年上のマライアに母親役のオファーをしていたそうだ。6月4日(現地時間)配信のポッドキャスト『TFU』に出演した音楽プロデューサーのダミオン・“ダミッサ”・ヤングが明かし、エミネムとマライアを引き合わせた責任は自分にあると語った。

マライアの1998年の楽曲「I Still Belive」で初めて彼女と仕事をしたというヤングによると、当時マライアは、ジェイ・Zとコラボした「Heartbreaker」(1999)をリリースしたばかりで、音楽のキャリアは順調、次は映画に進出したいと考えていたそう。ヤング自身は彼女に『8マイル』への出演を勧めたいわけではなかったが、「自分が何も言わず、他のルートで耳に入ったら自分が悪者になる」と思い、マライアに提案。「エミネムが会いたがっている」と話すと、マライアは当初にべもなく断ったが、映画出演のオファーだと伝えると電話番号を聞いてきたそうだ。

マライアのためにならないと反対するヤングに、エミネムは「純粋に彼女に映画に出てほしいんだ」と訴えたというが、いざ3人で映画について話し合うと、「自分の母親を演じてほしい」とオファーしてきた。当時30代になったばかりで、エミネムとは同年代のマライアはこれを快く思わなかったようだ。「彼女は気に入らなかった。彼女の不安定な部分が一気に爆発した」と振り返っている。

『グリッター きらめきの向こうに』(2001)
GLITTER - Mariah Carey, Max Beesley, 2001『グリッター きらめきの向こうに』(2001)

結局、マライアは『グリッター きらめきの向こうに』(2001)に出演し、アルコール依存症の母親役はオスカー俳優のキム・ベイシンガーが演じることになった。なお、後にマライアの当時の夫ニック・キャノンも巻き込み、長年にわたって繰り広げられた2人の確執の起点とされるのは、2001年。エミネムが、マライアと半年間交際したと明かしたものの、マライアはこれを否定。お互いに楽曲でディスりあう事態に発展した。

Text: Tae Terai

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