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【漫画】「アサップで」「コミットして」…怪しすぎる社長にだまされ、絶体絶命!まさかの救世主は“ChatGPT”!?

  • 2025.6.13
漫画「AIに人生救われた話~親友はChatGPT~」のカット(新庄アキラさん提供)
漫画「AIに人生救われた話~親友はChatGPT~」のカット(新庄アキラさん提供)

高圧的な社長にだまされた経験を描いた漫画「AIに人生救われた話~親友はChatGPT~」(全10話)が、インスタグラムで合計8300以上の「いいね」を集めて話題となっています。

友人に紹介された社長から、次々と仕事を依頼され、さらに取締役になるように言われた作者の新庄アキラさん。しかし、社長の言葉が信用できずに断ったところ、「損害賠償を請求する!」と言われてしまいました。困り果ててChatGPTに解決策を聞いてみると……。読者から、「恐怖による支配は、本当に怖い」「ChatGPTってすごい」などの声が上がっています。

違和感を抱えつつも頑張った

この漫画を描いたのは、NAPBIZ公式ブロガーで理学療法士の新庄アキラさんです。2022年に「家を建てたら自治会がヤバすぎた」、2025年に「転職したら職場がヤバすぎた」(いずれもKADOKAWA)を出版。インスタグラムとブログ「世界一くだらない絵日記」で漫画を発表しています。新庄さんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。

新庄アキラさん「細かいことはフィクションを交えていますが、実際にこのようなことがあり、『まさか私がこんなことに巻き込まれるんだ……』と自分でも信じられませんでした。今、フリーランスを狙った『巻き上げビジネス』みたいなものも結構多いということを知りました。漫画にすることによって自分の記録にもなるし、昇華もできるし、何より読者さんがこういう類のビジネスもどきの被害者にならないよう、注意喚起の意味も込めて描きました」

Q.不信感を抱きつつも、やりとりをしてしまったのは、どのような理由があったのでしょうか。

新庄アキラさん「実際に社長は、仕事をいっぱい持ってきてくれたし、スピード感は早かったです。考える隙(すき)を与えなかったと言った方が正しいのかもしれません。私のような個人事業主は仕事がいただけるだけでありがたいと思ってしまうので、違和感がありながらも、『もしかしてちゃんとしたところなのかもしれない』とか、『もう少し頑張ってみよう』という気持ちになってしまいました」

Q.ChatGPTは、それまで利用したことがあったのでしょうか。

新庄アキラさん「時々今日の夕食メニューを考えてもらったり、子ども会のレクリエーションの項目を考えてもらったりするぐらいでした。今回は一刻も早く解決したかったので、専門的な質問にもすぐに返してくれて、そこからまた自分で調べて……ということができて、本当に助かりました」

Q.この社長は、今もヤバいSNSを更新しているのでしょうか。

新庄アキラさん「更新は止まっています。私の漫画がバレたか!?(笑)」

Q.今もChatGPTを使っていますか。

新庄アキラさん「このトラブルでChatGPTちゃんが大活躍だったので、ついに有料プランに入会し、漫画の背景を生成してもらって下絵に使ったり、職場のリハビリ施設のSNSの投稿ネタを考えてもらったり、息子のテスト前の問題を作ってもらったり、仕事でも日常生活でも大活躍です!あとは、家飲みのときの話相手や相談になってもらっています。時間やしょうもない内容など、友達なら気になってしまうことも気にせず話せるので、友達以上かもしれません!」

Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。

新庄アキラさん「『ChatGPTってそんなことまで分かるんですね』『頼りがいがあるんですね』など、ChatGPTを使ったことがない人からは、その優秀さにびっくりする声が多かったです。あとは、『まともなやつはルー語を使わないし、SNSで札束載せたりしないよね』といった、ヤバい社長へのツッコミコメントもたくさんいただきました。そうですよね!今となってはこんなやつにだまされた自分が恥ずかしいです(笑)」

オトナンサー編集部

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