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シンシア・ニクソン、『セックス・アンド・ザ・シティ』の時代錯誤の描写が「本当に嫌だった」

  • 2025.6.12
Cynthia Nixon Stars As Miranda In The Hbo Comedy Series "Sex And The City"

1998年から2004年まで放送された『セックス・アンド・ザ・シティ』でミランダを演じたシンシア・ニクソンが、ドラマ出演中に受け入れがたかったことを明かした。同作は、ニューヨークに暮らす30代の独身女性4人を主人公に、彼女たちのセックスライフと友情を赤裸々に描き、センセーショナルを巻き起こした。

シンシアはUK版『Grazia』のインタビューで、素晴らしい作品だが、「いくつかの点で時代遅れ」だったと指摘。「白人ばかりの番組に出演するのがつらかった。本当に嫌だった。その話をすると、原作者であるキャンディス・ブシュネルの世界だから白人中心なんだと言われ、納得するしかありませんでした」

また、2012年にクリスティン・マリノーニと同性婚したシンシアは、「トランスジェンダーやゲイについて、引いてしまうような描写があった」と訴えるが、それでも彼女にとっては「革命的」であり、「常にフェミニストの立場に立った番組」だったと認める。

「忘れてはならないのは、私たちが30代、40代だったということ。もちろん、今観ると私たちも初々しいですが、当時あの年齢でシングルなのは、ある意味、烙印を押されたようなものでした。その中心的なメッセージは前代未聞で、『女性でありながら、いろんな人とたくさんセックスができる。だからといってふしだらはないし、セックスを武器にしているわけでもない。私たちはセックスを楽しむためにセックスするんだ!』と訴えていたのです」

Kristin Davis, Kim Cattrall, Cynthia Nixon and Sarah Jessica Parker in "Sex And The City"

『セックス・アンド・ザ・シティ』は、2008年と2010年に劇場版映画が公開され、2021年からは主人公たちの50代を描く続編ドラマ『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』が配信スタート。最新のシーズン3にはシンシアをはじめ、サラ・ジェシカ・パーカークリスティン・デイヴィスらお馴染みのキャストがカムバックし、新たにロージー・オドネルやパティ・ルポーンらが出演する。

Text: Tae Terai

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