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「困ってるの?」ピンチを助けてくれたのは…見知らぬ女性。この出会いが、私の中で大きな転機に

  • 2025.6.12

私が19歳のころのお話です。外出中に突然生理になってしまいました。生理用品を持っておらず、「どうしようか……」と困っていると、見知らぬ女性から声をかけられて……。

「持ってない」困る私に…

私が過去に経験した出来事です。外出先で生理がはじまってしまい、困ったことがありました。生理はまだ先だと思っていたのでナプキンなどの生理用品は持っていません。ひとまずトイレの個室から出て「どうしようか……」と手洗い場でぐるぐる考えていると、トイレに入ってきた見知らぬ女性から声をかけられました。

生理がはじまってしまったこと、生理用品を持っていないことを説明すると、なんとその方が、持っていたナプキンを1枚くれたのです。まさか見知らぬ人からナプキンをもらえると思っていなかったので驚きながらもお礼を伝えると、その女性は「当たり前だよ」と言ってくれました。

当時10代だった私は、この女性の行動に、見ず知らずの人に生理用品をあげられるという「大人の余裕」を感じて衝撃を受けました。そして彼女のような素敵な女性になりたいと思うようになったのです。

それから私は、日ごろからナプキンを持ち歩くようにしました。自分の突然の生理に困りませんし、過去の私のようにもし突然の生理で困っている人がいたらナプキンを渡せます。

また、生理のときだけでなく誰かが困っている際にさっと手を差し伸べることができるよう、ティッシュやばんそうこう、冷却ジェルシートなども持ち歩いています。実際に、けがをした方にティッシュやばんそうこうを渡し、お礼を言われたこともありました。

突然の生理に困っていたあの日、あの女性に助けてもらったことで、私の「将来ありたい姿」が見えた気がしました。

著者:やままま/40代女性・子ども3人の育児に奮闘中の母。
イラスト:ふるみ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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