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母のぬくもりを感じる、ネパールの家庭菓子「マサララドゥ」。世界のお菓子と、そのレシピ vol.2。写真と文:鶴⾒昂 (パティシエ) #2

  • 2025.6.13

ネパールのジュンチヤバリ茶園を訪れた時のこと。

園主に「ネパールのお菓⼦を習いたい」と伝えると、「じゃあ、お⺟さんに頼んでおくから、後⽇またいらっしゃい」 と⾔って快く引き受けてくれた。

出典 andpremium.jp

後⽇ご実家を訪れると、園主の奥さまやお⺟さまが総出で迎えてくださり、⼀⼤イベントになっていた。

ありとあらゆるお菓⼦の作り⽅を習い、「次はこっちを⾒て!」と腕を引かれながら、必死に⽬に焼き付けた。

ネパールの家庭のお菓⼦は、どれも素朴で⾃然な味わいで、家族を思う⺟の優しさに溢れていた。

出典 andpremium.jp

〜ネパールで出合った、マサララドゥのレシピ〜

〈材料(10個分)〉

ココナッツファイン…10g
デーツ(セミドライタイプ)…正味100g
お好きなナッツ…40g
カルダモンパウダー…ひとつまみ

〈作り方〉

1)ココナッツファインはフライパンで⾹ばしい焼き⾊がつくまで“から炒り”する。 ナッツ類もあらかじめ“から焼き”し、それぞれ粗く刻んでおく。

2)デーツは種を除き、5mm⾓にカットする。

3)⼤きめのフライパンまたは鍋に2のデーツを入れて弱⽕にかけ、⽊べらで練りながら柔らかなペースト状にする(⽕にかけすぎると固くしまるので、ペースト状になればよい)。

4)1のココナッツファイン、ナッツ類、カルダモンパウダーを加え、⼿で混ぜ合わせてひとまとめにする。

5)1個15gに分割し、丸く形を整える。

 

パティシエ
鶴⾒昂

出典 andpremium.jp

つるみ・たかし/都内で菓⼦教室『ツルミ製菓』を主宰するほか、『TEATON』、『POPPY』、『ひやかし IPPODO TEA』などでメニューのプロデュースも⼿がける。

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