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「なぜ…?」家庭が円満か問う上司に焦る夫。栄転が決まり有頂天のはずが、窮地に!?<夫を捨てます>

  • 2025.6.11

デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。育児や家事のことで夫から罵倒される日々に苦しんでいたみゆきさんは、その生活から抜け出すため、育休明けの復職を目指して保活に励むも、認可保育園の選考に落選。
仕事を諦めたくないみゆきさんでしたが、認可外保育園への入園を夫に却下され、仕事や育児、家事のすべてを否定されます。結局、仕事を辞め、みゆきさんは夫に怯えながら暮らすように。
夫は、専業主婦となったみゆきさんから全財産を取り上げ、育児や家事のクオリティ次第で給料を出すという理不尽なシステムを導入。生活費をほとんど渡されず、みゆきさんは、ごはんすらまともに食べられない生活を強いられます。
そんなとき、みゆきさんがDVを受けていると知った親友・ももこさんが助けに入り、みゆきさんは息子と一緒にももこさん宅に避難。翌朝、夫から何の連絡も来ていなかったことに絶望し、愛されていないと自覚し、洗脳から目が覚めたみゆきさんは「夫を捨てる」と決意。
一方、妻子を心配することなく「出て行った罰を与える」と意気込む夫。花形部署への異動も決まり有頂天になっていると……?

上司が夫にかけた言葉

俺は花形部署の上司から、じきじきに栄転の知らせをもらいました。

社内一の花形部署に配属されることが決まり、出て行ったみゆきさんのことを「つくづくバカな女だ」とあざ笑う夫・シュンさん。

そんなシュンさんに、栄転先の上司は、「家庭は円満かね?」と聞きます。

思いもよらぬ質問に動揺しつつ、シュンさんは「えぇ、もちろんです……」と内心焦りながら返事をします。

「仕事が出来るだけの男は認めていない」
上司は、シュンさんの返答を聞いて安心し、家庭を疎かにしてしまう者は脆い。私の部下には必要ない」と断言します。

みゆきさんとれんとくんが家を出て行ってしまったばかりの今、家庭がうまくいっているとは言えない状況のシュンさんは大慌て。

『まずい!! まず過ぎる!!』
期待していると言い、去って行く上司に「精進いたします」と頭を下げながら、焦るシュンさんなのでした。

仕事の実績やスキルだけを見るのではなく、「周りの人を大切にしているか」という点も重視している上司。シュンさんには、仕事が出来ても家庭を疎かにしてしまう者は必要ないとまで言った上司の言葉をしっかり受け止め、今までの家庭での自分の言動を思い返してみてほしいですね。

現状のシュンさんは、自分の考えを妻に押し付け、一番の支えであったはずの家族を失おうとしています。周囲の支えがあるからこそ仕事ができるということを、このタイミングで再確認し、妻や息子への態度を改められるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター くまお

ベビーカレンダー編集部

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