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「心の中は要望だらけのくせに!」本音を隠し、責任逃れする夫に怒り爆発。そして私は?<妊娠中に浮気された>

  • 2025.6.10

かほさんは、年下の夫・りょうさんとの子どもを妊娠中です。りょうさんは、毎晩仕事終わりに、資格の勉強のため学校に通っています。
かほさんは、家族のために勉強に励むりょうさんを応援していますが、そんなかほさんを裏切り、同じ学校に通うめいさんに夢中のりょうさん。めいさんに断られてもしつこくアプローチを続けます。
りょうさんは、かほさんの里帰り出産を利用してめいさんに離婚をほのめかし、デートに誘います。すると、めいさんも、離婚するならと気持ちが揺れてしまい、2人はデートをして急接近。しかし、りょうさんの妻が妊娠中であることを知ってめいさんは激怒。自宅に乗り込み、かほさんにすべてを暴露。りょうさんの学費を支払っていたかほさんは、りょうさんに退学と離婚を宣言しました。
かほさんが浮気の理由を聞くと、りょうさんは「父親の自覚を持て」と言われることが重荷だったと告白。かほさんは、あまりの無責任さにあきれ、りょうさんは「そもそも結婚したくなかったのでは?」と思ってしまい……。

夫の言い分にあきれかえった妻は…

私は、夫が浮気した理由を知って、自分にも原因があったのでは……と自問自答します。

「いや、違う」
かほさんは、自分が妊娠して思い上がっていただけなのか、りょうさんの気持ちを無視していたのか振り返ります。

しかし、やはりりょうさんが自分の気持ちを言わず、現実から目を背けてきた結果だと結論付けました。

「私と子どもの人生狂わせたこと、わかってる?」
かほさんは、りょうさんを責め立て、実家に帰って親にも報告すると宣言。同時に、学校の退学や、離婚の手続きもおこなうと言います。

「慰謝料と養育費は覚悟しておいてね」
最後にそう言い残し、かほさんはりょうさんに背を向けるのでした。

りょうさんの浮気以前に、夫婦の間ですれ違いがあったことに気付いたかほさん。本気で悩んでいたとしても、自分の意見を言わず、責任を負うことから逃げていては、結局は多くの人を傷つけ、不幸にしています。夫婦関係は信頼で成り立つもの。信頼の構築には、日々の小さな思いやりや、対話の積み重ねが大切です。

りょうさんが、父親になることへの不安をかほさんに相談し、現実から逃げず、きちんと向き合う努力をしていたら……? 浮気へ走ったり、夫婦関係がここまで壊れてしまったりすることはなかったのかもしれませんね。


著者:マンガ家・イラストレーター のむすん

ベビーカレンダー編集部

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