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子供たちの創造力に感激! 自然とふれあうフェアリーハウス作り

  • 2016.5.3
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森林や公園などアウトドアに出かけると、アメリカの子供たちが夢中になる伝統的な遊びに、フェアリーハウス(妖精の家)作りがあります。遠い昔、子どもたちや家畜を見守ってくれる妖精を自分たちの村に招くために、小さな家を作ったことが由来になっています。

©hanapon1002-fotolia.com

フェアリーハウス作りは、特に事前に準備をしなくても、小枝や砂利、苔、木の葉など、 出かけた先にあるもので気軽に始められる遊びです。

自分の手を使って、自然の素材で家を作っていく過程は、想像力が刺激され、小さな子供から大人までついつい夢中になってしまいます。

~フェアリーハウスの作り方~

■どんな妖精に来てほしい?

さて、フェアリーハウスを作るなら、まずはどんな妖精に来てほしいか、みんなで話し合いましょう。男の子? 女の子? 兄弟? 何が好きかな? 何が得意かな? じゃあ、どんなお家にしようか。アイディアを膨らませて共有しましょう。

■妖精を集めるスポットを選ぼう

子供たちが「ここなら妖精が来てくれそう」だと思う場所を好きに選べば良いのですが、大きな木の根元や、うろ(木の幹にある穴)、また土手のふちなど、ある程度形のあるものを利用すると、比較的作りやすいはず。もちろん、流れの速い川や車の通る道路などから遠い、安全な場所を選ぶことが肝心です。

■お家を作る材料を集めよう

場所が決まったら、妖精のお家を作るための材料を集めましょう。ルールは、生きているものをお家のために破壊しないことだけです。辺りを見回すと、フェアリーハウスの材料として使えるものがたくさんあるはず。また、子供たちに自然や動植物、環境についての話をするいい機会でもあります。

■お家を作っていきましょう!

例えば、落ち葉や苔をたくさん床にしいてフカフカにしたり、小枝を集めて塀を作ったり、小石で玄関までの道を作ったり 。また、鳥の羽根やまつぼっくりを屋根に飾ったり、どんぐりのかくと(帽子)を椅子に見立てたり。もちろん、作っている最中に新たなアイディアや必要な素材もどんどん出てきて、忙しくなるはず。子供たちに、「それはなに?」と聞くと、きっと嬉しそうに教えてくれると思います。

お家が完成したら、フェアリーハウスの伝統をまねて、コインなど妖精へのギフトを飾ってもいいですね。場所によっては、草花など自然にかえるもので代用しましょう。

妖精がきっと来てくれる、個性的なお家。その場を離れる前には、記念撮影も忘れずに。外遊びも増えるこれからの季節。ご家庭のお庭や、山や公園へお出かけの際に、ぜひ家族で作ってみてください。

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