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先生「ちょっと困ります!」保育園の持ち物に要注意!特に梅雨時期は見落としがち!?保護者のやりがちNG

  • 2025.6.7

保育士の中田馨さんが、保育園の持ち物について気をつけるべきことを教えてくれました。特に梅雨の時期は衣類が乾きにくくなるため、注意が必要です。ママ・パパも忙しい毎日ですが、改めてしっかりチェックしておきましょう!


こんにちは! 保育士の中田馨です。新年度に入り2カ月が過ぎ、新しい生活やクラスの雰囲気にも慣れてきたころだと思います。

今回は保育園に持っていく荷物で、再度確認してほしいことや、梅雨時期に気をつけておきたい子どもの持ち物についてお話しします。

生乾きのまま持って行っていない?

梅雨時期の悩みは「洗濯物が乾かない」ではないでしょうか。わが家は乾燥機がないので、この時期は特に洗濯物が乾ききらず、朝に子どもの服や靴をドライヤーで乾かして……! という経験を今もすることがあります。

私の保育園でも「きっと乾かなかったんだな」という衣類、タオルを持って来られる方がいます。私も働く母親なので、夕方に洗濯して干して次の日に持って行く物は特に、洗濯が大変なことはわかります。

しかし、衛生面や匂いのことも配慮していただけるとありがたいです。生乾きとわかったら、私の保育園では干しなおします。においが気になったら使わずにお返しすることも。保育園側のそういった手間もできれば省きたいところです。

古くなっていない?

特に、タオルやガーゼ類、スタイ、肌着などで多いかな? と思うのが、タオル類の黒ずみです。どうしても使っているうちにだんだんと色が黒っぽくなっていきますよね。毎日使うものなので、見慣れてしまい「こんなものか」と思いがちなこれらの肌着やタオル類。

サイズアウトしたものは成長に伴うものなので定期的に大きなサイズへの買い替えをお願いしやすいのですが、保育士側から「タオルが古いので替えてください」とは、なかなか言いづらいものです。肌触りも変わってくるので、ぜひ見直しをお願いします。

私も子どもたちに持たせるハンカチを定期的に買い替えていますが、新しいハンカチと並べてみると「わ! こんなに古くなっていたんだ!」とビックリします。

破れていない?

衣服が破れていないか? をみてみましょう。子どもの動きはとても活発です。親が想像もつかない動きをするので、服が破れることはよくあることです。

わが家の息子も「またひざ小僧破いてきて!」という時期がありました。中学生になり入学して3日で制服のひざ小僧を破いてきたときはトホホ……でしたね。

そんな子どもですので、多少の破れは気にしなくてもよいのですが、大幅に破れているとその部分が引っかかりけがにつながることもあります。買い替えてもらうことももちろんよいのですが、破れた部分に布やアップリケを付けてもらうでも、もちろん構いません。

買い替えたときは名前の記入を忘れずに!

衣服やタオルなどの見直して、足りないものを買い替えてもらったときに忘れがちなのは「名前書き」です。

保育園は同じ年齢の子どもの集まりですので、サイズや服の雰囲気などがどうしても似てきます。お返しする衣服やタオルをほかのお子さんと間違えないように配慮していますが、保育士も人間ですので入れ間違えることがあります。

たいていは「別の子のものが入っていました」と持ってきてくださりますが、困ってしまうのは行方が分からなくなったときです。

名前が書いてあれば「〇〇ちゃんのこういう特徴の洋服がお手元にありませんか?」と依頼して見つかりやすいのですが、名前がないとそれが難しくなることも。もらい物の衣服で別の子の名前が入ったものも同様です。少しの手間をかけていただけると、保育士が助かります。

保育園での生活を、安全で清潔にスムーズに過ごすためにも再度見直してもらえると助かります。


著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。

ベビーカレンダー編集部

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