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【MLB】「大谷翔平をリードオフにすべきではない」公式放送局が提言 アーチ23本中17本が走者なし「得点機会を逃している」

  • 2025.6.5
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images
SPREAD : ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

米放送局『MLBネットワーク』は4日(日本時間5日)、ドジャース大谷翔平投手について特集。今季出場全試合で「1番DH」の定位置に座る主砲の打順について、有識者が疑問を投げかけた。

■チームトップの打撃力も……

『MLBネットワーク』は同日、球界屈指の破壊力を持つドジャース打線について取り上げた。放送前日には、番組内でアナリストを務めるロブ・パーカー氏が「ショウヘイ・オオタニをリードオフにすべきではない」と発言。これを受けて、今季のチーム成績やリーグ全体の指標をもとに深掘りを試みた内容となっている。
番組では、ドジャース上位打線の成績に注目。苦難の開幕序盤でも堅調な働きを見せるムーキー・ベッツ内野手に、現在の首位打者フレディ・フリーマン内野手、長打力に優れたテオスカー・ヘルナンデス外野手に出塁率が高いウィル・スミス捕手と揃った強力打線は健在と称賛した。
その上で、大谷の打順について「他の選択肢があるのに、あれほどの長打力をリードオフで使うのはもったいない。彼らは得点機会を逃している」と言及。大谷は今季23本塁打を放っているが、17本がソロアーチである点を指摘した。

■「走者がいる打席割合」に明確な差

さらには、打順別の「走者がいる打席割合」を分析。今季リーグ全体で、4番打者は全打席の49%で走者がいるのに対し、3番打者は46.5%。1番打者は35%まで低下すると明かした。打席数が稼げても、その恩恵だけで失った得点を相殺できるのかと疑問を投げかけ「もっと柔軟であるべき」と提言した。
米データサイト『Baseball Reference』によると、5日(同6日)の試合終了時点で打順別打点数がもっとも多いのが4番打者。次いで3番、2番、5番と続き、1番打者は5番目に位置する。トップとは167打点の開きがあり、もっとも破壊力のある大谷の打席をリードオフで消化してしまうのは、贅沢な起用法と言えるだろう。

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