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「レベル低い子は辞めればいい」習い事にも口出し!お泊り保育の班にも…暴走ママ友の言動がヤバすぎる

  • 2025.6.5

この作品は、50代の亜由美さん(仮名)が、かつて年長・年少の娘を育てていた際に体験したママ友エピソードです。人付き合いをする上で、自分やわが子にとって気の合う相手や一緒にいて楽しい相手を選ぶことはよくあることでしょう。ただ、中には過剰にメリット・デメリットを気にして人間関係を構築しようとする人もいるようです。亜由美さんの長女・麻友ちゃんの同級生、樹里ちゃんのママ(小百合)は、とにかくわが子に対してメリットがある相手としかお付き合いをしたくないようで…。『メリットに憑りつかれたママ友』第3話をごらんください。

Ⓒママリ

「レベルが低い子はやめたらいい」習い事でママ友が衝撃発言

あのお茶会での一件以来、私は小百合さんに対して苦手意識を持つようになっていた。でも、娘の麻友と樹里ちゃんは、あの日をきっかけにまた時々一緒に遊ぶようになったし、幼稚園の行事などで顔を合わせる機会も多い。だから、あからさまに避けるわけにもいかず、当たり障りのない、表面的なお付き合いを続けていた。
 
小百合さんと日常的に会話をするようになると、ますますメリット重視の姿勢を目の当たりにし、その度に私はドン引きさせられた。
 
たとえばある日、幼稚園のホールで、課外活動の体操教室の見学をしていた時。数人のママたちと一緒に、子供たちの様子を見ていたんだけど、小百合さんが不意に口を開いた。
 
小百合:「ねえ、すみれ組の美緒ちゃん、ちょっと動きが鈍くない? 周りの子たちのレベルについてこられない子は、もうそろそろ退会すればいいと思わない?卒業も近いし無理に続けなくてもね」
 
名指しされた美緒ちゃんは、確かに少し不器用なところがあるけれど、一生懸命に頑張っている。周りのママたちも、どう反応していいか分からず、困ったような表情だった。
 
小百合:「だって、そうじゃないときちんとできてる子たちがレベルアップする機会を損失しちゃうじゃない?これってデメリットよね?」
 
(出た!またメリット・デメリット…)
 
思わず「また出た」と言いたくなったけれど、グッと堪えた。心の中では、ふつふつと怒りが湧き上がってくるのを感じていた。子供の頑張りを、そんな風に「レベル」や「デメリット」という言葉で切り捨てるなんて、あんまりだ。

お泊り保育の班にも不満をあらわに

ママリ

またある時は、お泊り保育の班分けが発表された後のこと。小百合さんが、わざわざ私を探して話しかけてきた。
 
小百合:「ねぇ、亜由美さん、お泊り保育の班見た?樹里の班は、パッとしないボーっとした子たちばっかり。せっかくなら麻友ちゃんみたいにしっかりした子と同じ班になれれば、樹里も自立心を育めると思ったのに。できない子の世話係じゃ、何のメリットもないわ」
 
開口一番、不満たらたら。しかも、「メリットがない」って…。あ然とする私を前に、小百合さんは溜息をつく。
 
小百合:「本当に、先生ももう少し考えて班分けしてくれればいいのに。なんでわざわざ、うちにとって何の得もないような子と組ませるのかしら」
 
その言葉を聞いて、私は一種の恐怖すら感じた。この人にとって、子供の友達関係すらメリットとデメリットで測るものらしい。 麻友が、自分の知らないところでそんな風に利用価値を判断されていたなんて、考えただけでもぞっとする。
 
亜由美:「…うーん、まあ…でも、どんな子と一緒になっても、きっと新しい発見があると思いますよ。樹里ちゃんもお泊まり楽しみって言ってましたし」
 
なんとか当たり障りのない言葉を返したけれど、声が少し震えてしまったかもしれない。小百合さんは、そんな私の内心などお構いなしに、「そうねえ」と、まだ不満そうな顔をしていた。

「あなたのレベルが下がる」わが子への助言に耳を疑う

ママリ

そして、決定的に私が小百合さんを「無理」と思った出来事があった。それは、幼稚園帰りに公園で遊んでいたときのこと。たまたま同じ公園にやってきた同級生の男の子たちが「一緒に遊ぼう」と声をかけてきたのに、小百合さんはピシャリとこう言って追い返した。
 
小百合:「あらごめんね、ちょっと今は女の子たちだけで遊んでいるから」
 
そして小百合さんは樹里ちゃんを呼び止めて、耳元でささやくようにこう言った。
 
小百合:「ねえ樹里、一緒に遊ぶ友達は選ぶのよ。ひらがなが読めない子、まだ足し算もできないような子と遊んでも、自分たちのレベルが下がるだけ。あなたたちのためにならない子とは遊ばないのよ」
 
それを聞いた瞬間、私は耳を疑った。歪んだ価値観をなんとも思わず、わが子にまで押し付けるなんて。
 
樹里ちゃんは、園では男の子たちとも遊んでいる姿を見かけたことがある。母親の言葉に戸惑ったような、悲しそうな顔をしていた。私は、樹里ちゃんのその表情を見て、胸が締め付けられるような思いだった。子供の世界にまで、そんな大人の打算的な価値観を持ち込まないでほしい。友達は損得で選ぶものじゃないでしょうに。
 
小百合さんが悪びれることなく言い続ける「メリットのない人とはお付き合いしたくない」という言葉。それがまるで呪文のように私の頭の中で何度も繰り返される。この日以来、私は小百合さんとはなるべく関わらないよう、距離を置いて生活しようと心に決めた。

親の価値観を子どもに押し付ける歪み

自分にとって利益になると思える相手としか付き合わない――それは一つの考え方なのかもしれませんが、それを子どもにまで押し付けている小百合の言動は、行き過ぎているようです。
 
亜由美さんはそれに気づいていながらも、なかなかママ友の思考にまで意見をすることは難しい様子。結局は、ママ友同士のお付き合いを最小限にして、トラブルに巻き込まれないように自衛することにしました。自分の考えが歪んでいないか客観的に見たり、見直したりすることができないままでいると、だんだんと周囲の人が離れていく結果になってしまいますよね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
 
イラスト:まい子はん

著者:hattiki0421

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