タダ乗りを断られた母親「乗ったらダメなの？」娘が意地悪されたと不快に＜タダより安いものはない＞

堀田たまみさんは、28歳の事務職で現在2人目を妊娠中。夫の休みが日曜日だけなので、土曜日は、娘・まいちゃんと2人で近所の大型スーパーのキッズコーナーで時間をつぶします。

キッズコーナーのコイン式回転遊具は2人乗りです。ひとりで乗る子がいると、勝手に空いているほうに乗って楽しむまいちゃん。お金を払って乗せている親はびっくりしますが、たまみさんは離れたところで見守るだけ。

まいちゃんが揉めていることに気付いたたまみさんは慌てて近づき、「一席空いてますよね？気にせず動かしちゃってください♪」とひと言。すると、「一緒には乗せられない、降りてください」と言い返されてしまい、「一席空いているのに！？」と不満をあらわにします。

「乗りたいなら、ご自身でお金を払ってください！」と言う親に対し、反論するたまみさん。

2人乗りの乗り物の1席を空席のまま動かすのは無駄だから、娘が乗っても問題ないでしょと考え、口論になります。

結局、たまみさんは乗せてくれなかったよその子の親のことを理解できず、「こんな小さい子相手に意地悪して……」と悲しくなったのです。

たまみさんは意地悪をされたと苛立っていましたね。何も言わず乗せてくれる親もいる中で、口論になった母親は、最初から最後まで「一緒には乗せられない」と主張していました。

たまみさんが、すぐに苛立ちを態度に出さず、落ち着いて相手の主張を聞くことができれば、何かしら、相手の想いに気づけたかもしれませんね。

著者：マンガ家・イラストレーター神谷もち

ベビーカレンダー編集部

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