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ベタベタするのに乾燥してた!? 汚肌になる要注意な兆候&ケア方法

  • 2025.6.4

梅雨の時期や夏は、湿度や汗・皮脂などの影響で肌がベタベタしがち。実はその陰で肌内部は乾燥し、気が付かずにそのまま過ごしていると肌荒れが深刻化することもあります。

アンチエイジングアドバイザーの筆者が、インナードライの兆候とケア方法についてご紹介します。

■インナードライの兆候

インナードライの兆候は、下記の通りです。

(1)ベタベタするのに、つっぱる箇所もある

Tゾーンなどはベタベタするのに、目元や口元などがつっぱると感じたら、インナードライの可能性があります。

(2)肌がゴワゴワする

肌に触れると、いつもより硬くなっていてゴワゴワすると感じたら、インナードライの可能性があります。

(3)化粧水などのなじみが悪い

化粧水などのなじみが悪いなじむまでに時間がかかると感じたら、インナードライの可能性があります。

(4)毛穴の開きやキメ乱れが気になる

毛穴の開きキメの乱れが気になったら、インナードライの可能性があります。

(5)化粧ノリが悪く、崩れやすい

化粧ノリが悪く、日中に化粧が崩れやすいと感じたら、インナードライの可能性があります。

■インナードライのケア法

インナードライの兆候を察知したら、ケア方法を見直しましょう。詳細は、下記の通りです。

(1)洗顔やクレンジングを見直す

真っ先に見直したいのは、洗顔やクレンジング。ベタつくと何度も顔を洗いたくなるかもしれませんが、内側は乾燥しているのでNG。

洗顔とクレンジング合わせて、1日2回までにしましょう。

また、使用するアイテムもマイルドな洗浄力で、肌のうるおいを守りながら洗いあげるものを選びましょう。

一般的にクレンジングオイルは、洗浄力が強い傾向にあるので控え、洗顔も洗い上がりの肌がつっぱらないものという基準で選ぶのも、ひとつの方法です。

(2)十分に肌を保湿する

肌を十分に保湿することが大切です。特に水分量が不足している可能性が高いので、化粧水を丁寧にいつもより多く塗りましょう。

ただし、次から次へと塗り重ねても意味がないので、1分間半〜2分間ほど経ってから重ね塗りをすること。3回を目安に重ね塗りするのがおすすめです。

また、日中も冷房などで乾燥しやすくなっていることが考えられます。そのため、油分を含んだミストスティックタイプの美容液などでこまめな保湿を心がけましょう。

(3)外部刺激を避ける

肌が敏感になっている可能性が考えられるので、外部刺激を避けることが大切です。

紫外線対策は入念に行い、新しい化粧品を使うことや、顔剃り、スクラブ剤、美顔器などの使用は控えましょう。

(4)皮脂を取りすぎない

ベタつくと、あぶら取り紙などで何度も皮脂を取りたくなるかもしれませんが、これは逆効果。肌が自らをうるおそうとして、さらに皮脂分泌を活発にさせる可能性があります。

気になる皮脂は、化粧直しのときなどにティッシュで軽くおさえる程度に留め、化粧崩れ対策には化粧もちがよくなる化粧下地や、化粧崩れを防ぐフィックスミストを使用しましょう。

(5)生活習慣を見直す

睡眠不足や不規則な生活、ストレスを溜め込むと肌状態が悪化してしまうことも考えられます。

そのため、十分な睡眠バランスの取れた食生活、規則正しい生活を心がけましょう。

ストレスも溜め込む前に発散できるように、気分転換の方法を日頃から身につけておくと役立ちます。

また、アルコールやカフェインには利尿作用があり、せっかく補給した水分を排出してしまうことになるので、ほどほどにしましょう。

そして、十分な水分を体の内側からも補給することが大切です。

大切なのは、肌の変化にできるだけ早く気がつくこと。そのためには日頃から肌状態をチェックしておくことが大切です。インナードライの兆候を感じたら、早めのケアを行いましょう。

(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)

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