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ヘンリー王子、母ダイアナ妃のスペンサー姓を名乗ることを模索

  • 2025.6.3
The Duke of Sussex with Earl Spencer

ヘンリー王子が、亡き母ダイアナ妃の苗字であるスペンサー姓を名乗る方法を模索し、叔父のチャールズ・スペンサーに相談していたようだ。『Mail On Sunday』によると、ヘンリー王子は数少ないイギリス滞在の機会にロンドンの北西部にあるノーサンプトンのオルソープ邸を訪れ、叔父に相談を持ちかけたところ、法的に難しいと助言されたそうだ。「2人は友好的に話し合いましたが、スペンサー伯爵は、そのような行動を取らないようアドバイスしました」と王子の友人が明かしている。

ヘンリー王子とメーガン妃、6歳のアーチー王子ともうすぐ4歳になるリリベット王女は現在、王室の慣習に則り、結婚時に与えられた夫妻の爵位であるサセックスをファミリーネームとして使用している。同紙によれば、イギリスではパスポートや運転免許証など公的文書の申請や変更に「改名証明書」求められるものの、基本的に名前の変更に法的な手続きは必要はないそうだ。しかし、王子一家の場合、ことはもっと複雑だとみられる。

チャールズ国王の即位に伴い、ヘンリー王子の子どもたちは君主の孫となり、それぞれ王子・王女の称号を得て「サセックス公爵アーチー王子」、「サセックス公爵リリベット王女」となった。だが、本来の苗字は「マウントバッテン=ウィンザー」であり、そのように出生証明書にも記載されている。王室のホームページでも、出生時はそれぞれ「マスター・アーチー・マウントバッテン=ウィンザー」と「ミス・リリベット・マウントバッテン=ウィンザー」と紹介された。

「ウィンザー」とは、1917年にジョージ5世が採用した英王室の姓であり、「マウントバッテン」は、亡くなったエリザベス女王の夫フィリップ殿下の家族に由来するもの。殿下は女王と結婚した1947年、ギリシャとデンマークの王族の称号を放棄してイギリスに帰化し、「マウントバッテン」をファミリーネームとして採用。1960年に王室が「マウントバッテン=ウィンザー」を公式姓とすることを決定した経緯がある。

Text: Tae Terai

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