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ジョナサン・アンダーソンがディオールのすべてのクリエイションを統括するアーティスティック・ディレクターに就任!

  • 2025.6.2

ディオールDIOR)はジョナサン・アンダーソンがウィメンズとメンズ、さらにクチュールとアクセサリーを含むすべてのクリエイションの統括を担うアーティスティック・ディレクターに就任したことを正式に発表した。

先週、ウィメンズ部門のクリエイティブ・ディレクターを務めてきたマリア・グラツィア・キウリが退任を発表。すでに今年1月には、メンズを手がけていたキム・ジョーンズもブランドを離れており、4月にはジョナサン・アンダーソンがメンズのアーティスティック・ディレクターに就任することが発表されていた。

「これは非常にエキサイティングなニュース」と語るのは、ディオール クチュール会長兼CEOのデルフィーヌ・アルノー。「ジョナサンは、現代でもっとも才能あるデザイナーのひとり。ロエベLOEWE )での功績も含め、LVMHでの11年間を通じて培った経験を、いよいよディオール全体のビジョンに注いでもらえる時が来たと感じています」。

Delphine Arnault, chair and CEO of Christian Dior Couture.
Delphine Arnault, chair and CEO of Christian Dior Couture.

今回の人事により、メゾンは創業者クリスチャン・ディオールがかつてウィメンズとメンズの両方を率いていた時代と同様、単一のアーティスティック・ディレクター体制に回帰することになる。製品やブランドメッセージの一貫性を高め、ディオールとしてのアイデンティティをさらに強固にする狙いがあるという。

2008年に自身の名を冠したJW アンダーソン(JW ANDERSON)を設立し、2013年にLVMHグループが出資を開始。同年、ロエベのクリエイティブ・ディレクターに就任したアンダーソンは、同ブランドをモダンで知的なラグジュアリーブランドへと再構築。2025年春夏コレクションではスタンディングオベーションを受けるなど、その評価は業界内外で揺るぎないものとなっている。

アルノーは語る。「彼はすでにメンズの仕事を始めており、ディオールのアーカイブを丹念に研究しています。クチュールにおいては初挑戦ですが、彼のショーにはすでにその精神が宿っている」

なお、アンダーソンによる初のディオールのメンズコレクションは6月に開催予定。ウィメンズのデビューは2025年9月のパリファッションウィークとなる見込みで、クチュールコレクションの初披露は2026年1月からとなる。

2025年、ファッション界はクリエイティブ・ディレクターの交代が相次ぐ変革の年。シャネルCHANEL)のマチュー・ブレイジーをはじめ、アンダーソンもその渦中にいる。新たな時代のディオールが、彼の手によってどのように“再構築”されるのか——世界が注目している。

Text: Elektra Kotsoni LAURE GUILBAULT Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.BUSSINESS

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