「え？どういうこと？」親族の結婚式で役目を終えた子どもたち。安心していた私たちに、予期せぬ不可解な出来事が！

その日、親族の結婚式で大役を終えた子どもたちと一緒に、私たち家族はほっと一息ついていました。何事もなく式を終えたつもりだったのに――。帰り支度の最中、私たちはどう考えても説明のつかない出来事に直面したのです。今でも理由がわからず、あの謎を思い出すたび、私は不思議な気持ちになるのです……。

無事に終わった結婚式

親族の結婚式が連続し、わが家の子どもたちも出席していました。3回目は私の弟の結婚式で、4歳の長男はリングボーイを、3歳の三女はリングガールという大役を任されたのです。8歳の長女と6歳の次女もフラワーガールという大役を任されており、私たち夫婦もドキドキして迎えた結婚式だったのですが、何事もなく式が終わり、ほっとしていました。

着替え後の出来事に混乱

式が終わり、子どもたちが服を汚したり破いたりしないよう、普段着に着替えさせることにしました。着替えは更衣室でおこなったのですが、長男の着替えは別の更衣室で夫に任せていたので、服の整頓はロビーでしていました。会場のロビーには参列者用のハンガーラックが設置されていたため、私はそこに、長男のズボンとジャケットを、しわが入らないようセットで掛けておきました。

そして、母たちの着物の着替えなども終わり、帰宅しようとしたときです。子どもたちの服を車に積もうとすると、ハンガーにかけておいたはずの長男のズボンがないのです。セットでかけておいたのに、なぜかハンガーにはジャケットだけがかかっている状態でした。

スタッフさんに落とし物の届け出がないか確認し、すべての荷物を確認したのですがやはりズボンはどこにもありません。「なぜズボンだけがなくなるの？」と、混乱と困惑で頭がいっぱいになりました。

探しても見つからないので、「自宅で整理すれば見つかるかも」と自分に言い聞かせ、無理に気持ちを切り替えて帰宅しました。結局ズボンはいまだに見つかっていません。奮発して購入したズボンだったのでショックが大きかったです。

なぜズボンだけがなくなったのか、いまだに腑に落ちません。今でも、ふとズボンが見つかるのではと願ってしまいます。荷物はすぐにしまっておくことの大切さを、身をもって痛感した出来事でした。

著者：松谷 えりな／30代女性／令和元年生まれの息子と、平成28年、平成30年、令和2年生まれ娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年5月）

ベビーカレンダー編集部