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【愛知】初夏の風物詩、有松絞りまつり

  • 2025.6.4

「有松」って聞いたことありますか?

ここは400年以上続く絞り染めの技術で知られる町で、毎年6月に「有松絞りまつり」が開催されます。
この年に一度の「有松絞りまつり」では、沢山の有松絞りファンの方や地元の方が自慢の有松絞りコーデで集まりとても盛り上がります✨

昨年実際に訪れた私が有松の魅力とお祭りの楽しみ方などご紹介します!

有松絞りって何?

絞り染めとは、布を糸や竹などで縛って染料に浸すことで、縛った部分に色が染み込まず模様ができる日本の伝統的な染色技法です。
有松は江戸時代初期から絞り染めの産地として発展し、今も職人が手作業で染め続けています。
この地域で生まれた技法は全国的に広がり、現在も多くの人に愛されています。

見どころ

絞り染めの魅力が詰まったお祭り。
絞りの浴衣などの絞り製品の購入や、伝統工芸に触れられる体験も多く行われます!

1.江戸時代にタイムスリップしたような街並み

江戸時代初期に東海道の宿場町として栄えた歴史ある町で、現在も昔ながらの木造家屋や風情ある町並みが保存されており、タイムスリップしたかのような気分に浸れます!この町並みは2017年に「有松・鳴海絞り」の伝統と文化を伝える地域として、日本遺産に認定されました。

軒先にある絞り染めの暖簾は有松ならでは。お気に入りの絞りの浴衣を着て写真を撮ってみて👘✨

2.お気に入りの反物探し

既存の店舗やポップアップのお店も多く出店され、絞りの反物が並びます✨このお祭りのために様々な柄や色の反物が取り揃えられているので、お気に入りが見つかるはず!

訳アリ品のお得なものもあるので掘り出し物が見つかるかも?✨

3.職人の技

職人の方の伝統的な絞り実演がおこなわれ、実際の手作業を見ることができます。

繊細で丁寧な作業にびっくり!職人さんが工程について説明もしてくださるので、是非足を運んでみて✨

4.有松の山車

普段、祭礼でしか見ることのできない山車とからくり実演が特別に展示されます。貴重な文化財もチェック必須です!

このお祭りで見られる山車は全て名古屋市の有形民俗文化財。

実際に訪れてみて

私自身、有松絞りのファンの一人なので実際に産地を訪問し職人さんの作業を見たり、ものづくりへの想いを知ることができ、とても良い経験になりました。

町を歩いていると、皆さんお気に入りの絞りの浴衣を自分らしく素敵に着こなされていいて、その様子を見ながら町を散策するだけでもとても楽しいです!


この美しい伝統と町並みが、これからも続いていって欲しいです😊

おすすめの楽しみ方

有松絞りまつりを楽しむなら、浴衣や絞り染めの服で参加するのがおすすめ。

絞り染め体験ワークショップも人気!

写真スポットは、古い町並みが残る「有松川沿い」や「旧東海道の絞りのれん通り」が特におすすめです。
日中は混雑するので、写真撮影は午前中の早い時間帯に訪れるのがベスト。
9時からお祭りが始まるのでそれまでの時間はゆっくり撮影できます✨

最後に

400年以上の歴史を誇る絞り染めのふるさと・有松。
このまつりは単に伝統を守るだけでなく、地域の人々と訪れる人が一緒に楽しみ、文化を共有する特別な時間です。
日本の知られざる手仕事や美しい色彩に触れたい方は、ぜひ次回の有松絞りまつりに足を運んでみてください。

第41回有松絞りまつり

開催日時:2025年6月7日(土)ー8日(日) 9:00-17:00
会場:有松東海道一円(名古屋市緑区有松)
アクセス:名鉄有松駅より徒歩すぐ

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