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「微睡む」→これ正しく読めますか? 意外と知らない漢字クイズ!気になる正解は?

  • 2025.6.4

一見すると読みやすそうに見えて、実は意外な読み方をする日本語。
そんな言葉に出会ったことはありませんか?

今回ご紹介するのは「微睡む」という言葉。
漢字を見ただけでは意味も読み方もピンと来ないかもしれませんが、実は私たちの日常にもひっそりと存在している“あの時間”を表した言葉なんです。さて、これはいったい何と読むのでしょうか?

問題

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「微」は“び”、「睡」は“すい”や“ねむる”と読まれることが多いので、「びすいむ?」と思った方もいたかもしれません。

しかし、それでは不正解。

じつはこの言葉、ある“気持ちよすぎる状態”を表す美しい日本語なんです。

ここでヒントです。
この言葉は、朝起きた直後や、お昼ごはんのあとなどに訪れる、“うとうととした眠気”を指します。

眠っているようで、完全には眠っていない
そんな絶妙な状態を表す言葉です。

答え

それでは、答えを発表します!
この漢字の正しい読み方は…

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「まどろむ」 です!

【「微睡む」について】

「微睡む(まどろむ)」とは、浅く眠る、あるいはうとうとと軽く眠ること。
「微(かすかに)」+「睡(ねむる)」という構成からも、やさしく穏やかな状態がイメージできます。

たとえば――

  • 授業中につい微睡んでしまった
  • 春の日差しの中、微睡む午後

このように、「完全な眠り」ではないけれど、「心地よく意識が遠のいていくような状態」に使われます。

辞書では、以下のように説明されています。

<動マ五> 軽くうとうと眠る。浅く眠る。
出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

ちなみに、「まどろむ」という言葉自体は古語にも見られ、『源氏物語』などの古典文学でも登場しています。
その雅(みやび)な響きが、現代でも“情緒ある表現”として愛されている理由かもしれません。

【まとめ】

いかがでしたか?「微睡む」は、「まどろむ」と読み、意味は「浅く眠ること」「うとうとすること」。

読み方を知るだけで、日本語の美しさを再発見できた気がしますよね。
ぜひこの機会に覚えて、心地よい“微睡みの時間”を意識して過ごしてみてください!