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妻と娘からゴミ扱いされ、家庭内で孤立…2人を見返すために20kgダイエットに挑んだ結果

  • 2025.5.30

大学の同級生である妻と、1人娘と3人で暮らす私。去年いよいよ課長に昇進し、会社員としては順調にキャリアを積み上げていました。一方で、家庭内での地位は下がり続けるばかりで……!?

私って、家族のATM?

課長に昇進したこともあり、家族に不自由な生活をさせないくらいの収入がある私。しかし妻は、「もう少し、お給料が上がらないの?」「課長とかいうわりにはしょぼいのよね……」と文句ばかり。

妻はパートタイマーとして働いていました。ことあるごとに、「あんたの給料が低いから仕方なく働きに出ている」と言うのですが、もともとは、妻自身が「外に出たい」と希望して始めたパートでした。

私が働かなくても大丈夫だと言うと、妻は「あんたの稼ぎじゃエステやジムの費用を出せないじゃない! お金を稼いでくるしか取り柄がないんだから、もっと残業でもしたら?」と不満だらけです。

数年前までこんなふうに言われることがなかった私は、美容ばかり気にする妻のひょう変ぶりに驚くばかり。いつからこうなってしまったのだろうかと頭を抱えずにはいられませんでした。

いつの間に!?

ある日、ふと鏡に映った自分の姿を見た私。そこにはかなり丸くなった自分が写っていて、慌てて体重計に乗ってみることに。

すると、体重は80kgオーバー! 妻と出会った当時より20kg以上も太ってしまっていたのです。そういえば、会社の健康診断でも肥満を指摘されたっけ……。自分のカロリー過多な食生活やたまの休日を寝て過ごしてしまう現実を思い、私はさすがに後悔し始めました。

とはいえ、毎日遅くまで残業し、偏った食事を夜中に食べ、疲れ過ぎて運動できないでいるため、なかなかダイエットに取り組めずにいたのです。

すると妻は……「リビングでダラダラしないでよ。役立たずの脂肪の塊なんだから」などと言うのです。これにはさすがの私も、「誰の稼ぎで生活していると思っているんだ」と怒り心頭。ダイエットどころかヤケ食いに走り、ストレスもたまって、さらに体重が増えていきました。

娘にも嫌がられ…

私を邪険に扱うのは妻だけではありません。1人娘まで、「パパってキモくて臭いんだもん。食事中も息を止めてよね」とひどいことを言っていました。

2人からの扱いは悪化するばかりで、私は家に帰るのすら憂うつに……。仕事が早く終わっても、すぐに帰宅せず、適当に時間をつぶしてから帰るようになりました。

ある日、自宅近くの公園でぼんやり過ごしていると、部下が声をかけてきました。この部下は、私が公園にいることを不思議に思った様子。私は知らずのうちに、家に帰りにくいという理由を打ち明けてしまいました。泣き言にも近い私の話を、面倒くさがらずに聞いてくれた部下。そして、どこか納得した表情で、とあることを伝えてくれたのです。

部下から明かされる衝撃の真実

この部下が入社したころの私は、いつもキビキビと働き、体型もスリムで女性社員の憧れの的だったのだとか。部下から「昔の課長はとてもすてきで……」と言われ、ショックを受けた私。悪気はなく、むしろほめ言葉のつもりだったのでしょうが、現在形でないことは自分がよくわかっています。これまでいくら家族にひどいことを言われても、もともと口の悪い妻と娘だとしか思っていなかったのですが……。

そしてようやく、年ごろの娘や外見維持を頑張る妻が、今の自分についてどう思っているのか考えたこともなかったと実感したのです。見た目だけでなく、生活態度も含めて、すべてを相手のせいばかりにしてふてくされ、何の努力もせずに好かれようだなんて虫の良い話だと思いました。

自分にも落ち度があることを自覚した私は、彼女たちを見返すため、そして何より自分のために、ついにダイエットをすることにしたのです!

半年間の努力の結果は…

それから私は、週5日のランニングと筋トレを実施し、揚げ物を一切食べない生活をスタート。なんと半年後に、20kgの減量に成功したのです。

同時に、10kgくらい痩せたころから、妻と娘の態度も軟化してきました。昔の服をスッと着る私を見た妻は、「なかなかいいんじゃない?」とどこかうれしそうな様子でした。最近は社内でも、良い意味で女性社員からの視線が変わったような気がします。

スリムになったことで自己肯定感が高まった私は、放置していたボサボサ髪と眉毛を美容院で整えてもらうことに。スッキリして家に帰ると、妻も娘もびっくりした顔でジッと見つめてきます。そして娘がひと言、「やだパパ、かっこいいじゃん!」。

私が、今までの自分を反省していると伝えると、2人も自分たちの暴言について謝罪。一度はバラバラになりかけた私たちでしたが、これからはお互いを思いやって生活していこうと話し合い、新たな気持ちで家族としての一歩を踏み出しました。

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相手からひどい態度を取られたとき、自分にも非があると考えるのは難しいですよね。しかし、自分が成長することで周囲の心も変えられるのではないでしょうか。そして、成長のためにはまず行動をすることが大切なのですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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