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ラーメン屋で1人食事していると…「3人入れますか?」絶妙な空席と無言の圧に「もちろん譲ってあげたいが…」

  • 2025.8.20

「理想の自分と、目先の感情とのギャップに悩む人を描きたい」マンガ家・秋野ひろ(@16_akino)さん。

日常生活のひとコマや昆虫食の経験をエッセイ漫画にし、instagramやXで発信するほか「丁寧ならぬ暮らし」(東洋経済新報社)や、よしもと虫学校(吉本興業)でマンガを描いています。

ラーメン屋で至福の時間を過ごしていた秋野ひろさんの前に、男性3人組のお客さんが入店。

直後、秋野さんは居心地が悪くなってしまいます。その理由とは?

ラーメン屋で感じた「圧」

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instagram:秋野ひろ(@16_akino

そう、ちょうど秋野さんは両隣が空いた席でラーメンを食べていたため、横並びで食べたい3人組からすると秋野さんが食べ終われば着席できるという状況だったのです。

頭越しに3人組の会話が繰り広げられることになり、たちまち秋野さんは居心地が悪くなってしまいます。

もちろん面と向かって「早く食べ終わってもらえますか?」と言われているわけではないのですが、彼らの言動すべてが「さっさと食って出ろよ!」と言われているように感じてしまったといいます。

譲ってあげたい気持ちもあるが目の前のラーメンもしっかり味わいたい…。そんな秋野さんが取った行動はラーメン自体は通常より早いペースで食べ、残ったスープを5秒かけて“ゆっくり”味わうことでした

そのささやかな“抵抗”を終え「ごちそうさまでした」と席を立ち店を出ようとした秋野さんに向かって、並んでいた男性たちは「ごめんね!急かしちゃって」と一言。絶妙な「ごめんね」フェイスに、ひろさんも「いや全然!お先です!!」と晴れやかな笑顔で応えたのでした。

この一言があるとないとでは秋野さんの気持ちは全く違っていたことでしょう。相手を思いやる気持ちの重要さがわかる、ラーメン屋での一コマでした。


instagram:秋野ひろ(@16_akino

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