結婚式の際中に、公爵家の末っ子妹に転生！？個性豊かな兄たちに愛される、異世界ファンタジー！

幼なじみと結婚式を挙げ、幸せいっぱいの椿。しかし、式の際中、突然何者かが現れ、気づいたときには〝赤ちゃん〟になっていて…！？前世の記憶を持ったまま、公爵家の末っ子・ミリィに転生した椿が、六人の個性豊かな兄たちから溺愛される異世界ファンタジー、『七人の兄たちは末っ子妹を愛してやまない』（七浦なりな/漫画 猪本夜/原作）。

今回は、こちらの作品についてご紹介いたします！

主人公、椿の人生

幼い頃に両親を亡くした椿と、弟の蓮。姉弟だけの生活は苦労の連続でしたが、そんなふたりの事を知っている幼なじみの春貴と、椿は結婚しました。

姉として、一家の柱として。蓮を育てていくため、不安や寂しさを押し殺してきた日々…。そんな日々にも、今日でひと区切りがつく。春貴との幸せな結婚生活が、スタートするはずでした。

公爵家末っ子、ミリィに転生！？兄たちから愛される日々

結婚式の際中に何者かに襲われた椿は、目が覚めると公爵家の末っ子・ミリィになっていました。ミリィには、個性豊かな六人の兄たちが居るのですが…。なんと、全員美形！

そんな兄たちから、抱っこされたりほっぺをつつかれたり、新しいよだれかけを手作りされたり、頭を撫でられたり…。華麗なる兄たちの溺愛を、一身に受けるミリィ。この家にとってはじめての女の子であるため、全員からの愛が凄いのは納得ですね。

謎の怪しい女、〝ウィタノス〟

ミリィとして平和な日々を過ごす中で、夜に眠っていると見る〝悪夢〟。その内容は、前世での自分・椿が、結婚式で殺される場面でした。夢に現れるのは、謎の黒髪美女…。彼女は椿のことを「久しぶり」と言い、「カルフィノス」という名前で呼んでいます。

聞いたことのない声、知らない顔…。そのはずなのに、なぜか懐かしさも感じるという椿。そして、気づいたら彼女のことを「ウィタノス」と呼んでいました。「思い出してくれて嬉しい」と言ったウィタノスは、銃で椿の心臓を撃ち抜き…。椿は、ウィタノスの手によって、殺されてしまっていたのでした。

三男、シオンの能力

前世での嫌な記憶を夢に見る…。そんなミリィの異変に気がついた三男・シオンは、ミリィを抱っこしようとします。すると「いたいいたい！」「こわいたすけて！」という、ミリィの悲痛な叫びが、シオンの脳内に聞こえてくるのでした。

実は、シオンは触れた相手の心の声が読めるという、特殊能力持ち。今までの夜泣きとは、明らかに様子の異なるミリィの泣き声を聞いて、シオンは駆けつけてくれたのでした。

この能力について「嫌い」「相手の心が読めたところで良いことなんて一つもない」と思っていたシオン。しかし、ミリィを助けることができ、はじめて能力があって良かったと思えたのでした。

まとめ

前世では、姉として、弟・蓮とふたりで頑張ってきた椿…。しかし、今世では末っ子妹・ミリィとして、沢山の兄たちに愛される！？前世での状況とは、まるで正反対になってしまったミリィですが、いったいどのような運命が待ち受けているのでしょうか。

ほのぼの＆時々サスペンス（！？）な異世界ファンタジー、『七人の兄たちは末っ子妹を愛してやまない』を、是非ご覧ください！

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「七人の兄たちは末っ子妹を愛してやまない」©七浦なりな・猪本夜／アルファポリス

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