「謝礼を５０００円出しますよ」声を掛けてきた不審な男性→協力するも…背筋も凍る恐怖の《カップルのふり体験》とは？

自身やフォロワーの体験談を漫画にし、ブログやInstagramで発信している、稲（稲の三日坊主ブログ）さん。今回は「不審者との遭遇体験」を描いた実録ストーリーです。

フォロワーのコクさんの体験談。「それって本当に“調査”だったの？」と感じる、不審な男との30分が忘れられない記憶になるまでのお話とは…？

恐怖の“覆面調査”男

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大学生の頃、コクさんが友人との待ち合わせに少し早く到着し、ショッピングモールの入口で本を読みながら待っていたときのこと。30代くらいの営業風の男性に「今お時間いいですか？」と話しかけられます。怪しい雰囲気はなく、「モールの覆面調査をしている」と言われたコクさんは、友人の到着まで30分あることもあり、少しだけ協力することに。

ところが男性は「カップルのふりをして」などと指示を出し、違和感が徐々に広がっていきます。「店員にバレないように自然にして」と言われ、いつの間にか腕を組まされ、モール内を一緒に歩く流れに…。最初は軽い依頼かと思っていたコクさんも、密着しながら耳元で囁かれたり、明らかに不自然な言動が増していくにつれて恐怖を感じ始めます。

「これは本当に調査なのか…？」と不安になり、ついに「すみません、友人が来るのでここで…」と伝えると、なんと「あと30分付き合ってくれたら5000円出しますよ」とまさかの報酬提示！さらに断っても「じゃあ1万円は？」「1万5千円は！？」と金額をつり上げてきます。もうこれはおかしいと感じた瞬間、ちょうど友人が到着し、男性はあっさりと「どうも」と言ってその場を去っていきました。

コクさんはその後、その男性と会うことは二度となく、結局彼の正体も目的も分からないまま。ただただ気持ちの悪い記憶として心に残っているそうです。

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