「あの子を不幸にするつもりか？」離婚したい妻に夫が《子どもを人質にした作戦》を実行→阻止するために言い放った卑劣な言動とは？

2児のパパである、くまお（くまおのマンガ堂）さん。主に育児や日常を題材としたマンガを描き、ブログで発信しています。

離婚の意思が固い妻・みゆきさんに焦る夫…。出世のため、なんとしてでも離婚を阻止したい夫は、ある〝作戦〟を実行することにして…？

離婚は絶対にさせない！！

「みっともなく大声出して泣きやがって」「だから女は嫌いなんだ！！」。絶対に離婚をしたい妻・みゆきさんの強情さに、絶対に離婚を阻止したい夫は苦悩し、作戦を変更することにしました。感情論ではなく、現実的な話で攻める…！自分と離婚することが、どれだけみゆきさんにとって不利益になるのか、どれだけ、息子・れんとくんの未来を惨めなものにするのか、思い知らせることにしたそうです。いままで通りは無理でも、せめて別居で済ませよう…。れんとくんを人質にすれば、母親であるみゆきさんは何も出来ないと、夫は最低なことを考えているのでした。

夫はみゆきさんの考えに理解を示している素振りをし、そのうえで「あの子から父親を奪っていいのか」と揺さぶりをかけます。「今離婚したら父親の記憶など残らないだろう」「あの子はきっと潜在的な寂しさを抱えて生きる事になる」と、みゆきさんの母親としての思いに訴えかけ…。さらに「ろくに資格も持たないお前が子供を抱えながらまともな仕事に就けるとでも？」「俺が多少の養育費を払ったとてお前達の生活が苦しくなるのは明らかだ」と、れんとくんの将来を心配しているかのような発言を繰り返すのでした…。

離婚の意思を固めてきたみゆきさんと、出世のためになんとしてでも離婚は阻止しなければならない夫の戦い…。必死になってみゆきさんを説得しようとする姿が、なんだかだんだん惨めに思えてきましたね。たいして息子であるれんとくんに愛情もないくせに、れんとくんを使って離婚を阻止しようとする夫。なんて最低な男で最低な父親なのでしょうか。「お前のわがままであの子を不幸にするつもりか！？」と、みゆきさんに放った夫ですが、間違いなくみゆきさんとふたりでの生活のほうが、れんとくんは幸せになれる気がします…。お金だけがすべてではない、父親だけが絶対的な存在ではないのだと、夫は気がついていないようで残念でなりません！

※実体験をもとにした創作漫画です

ブログ：くまお（くまおのマンガ堂）