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最後は気持ちよく送り出すはずが、、、気分屋上司の『まさかの批判スピーチ』に、一同あ然!

  • 2025.5.30

上司とはうまくやっていきたいですが、色んな人がいるので難しい時があります。
今回は筆者の友人から聞いた、気分屋上司のお話です。

画像: 最後は気持ちよく送り出すはずが、、、気分屋上司の『まさかの批判スピーチ』に、一同あ然!

新しく赴任してきた上司

私は、全国展開する企業に就職しました。

地元にも営業所があったので、研修以外は地元での勤務を希望し地元で働き続けています。

そんな中、新しく上司が配属されることに。

首都圏から赴任してきたBさんは、丁寧な態度と明るい性格で、初めはとてもいい印象を持ちました。

こういう上司となら仕事がやりやすそうだな、と感じていたのですが……

気分で態度が変わる

ところが一緒に働き始めて数日後、Bさんの機嫌がものすごく悪い日がありました。

挨拶をしても、顔も見ずそっけなく返すだけ。

「何かしちゃったかな?」と考えましたが、思い当たることはありません。

その日は一日中不機嫌でしたが、翌日出勤してきたBさんはとても上機嫌。

その後も機嫌のいい日、悪い日が理由もなく繰り返され、私はBさんが気分屋だと気づきました。

機嫌がいい日はフレンドリーで付き合いやすいですが、機嫌が悪い時は言い方も冷たくなります。

私はBさんの気分に振り回され、相当嫌な思いもしましたが「上司だから」と耐え続けました。

そして、Bさんが赴任してきてから2年が経った頃、Bさんの異動が発表されました。

最後は気持ちよく送り出そうと決心

Bさんには嫌な思いもさせられましたが、それでも2年一緒に働くうちに少しは分かり合えてきた気もしていました。

なので、最後は気持ちよく送り出そうと決意。

送別会も、私が主導して開催することにしました。

いざ当日を迎えると、送別会はいい雰囲気で進み、Bさんも楽しそうにしていました。

その姿を見て「色々あったけど、送別会できてよかったな」としんみりしているところで、Bさんがスピーチのため立ち上がります。

「今日は僕のために、ありがとうございます。では、僕から一言。僕はこの町が嫌いです。どこに行くにも車がないと行けないから不便だし、そのくせいつも渋滞していて……」

と、Bさんはいきなりこの地域の悪口を言い始めました。

地元出身の従業員は、みんな唖然としてBさんを見つめています。

一通り悪口を言い終わると、「僕はこの町が嫌いでしたが、みなさんのことは大好きです!」と締めたBさん。

ですが、その言葉は誰にも響きませんでした。
Bさんの言葉は、この町で働く多くの従業員の心に、小さな波紋を残しました。

やっぱり分かり合えなかった

送別会でのスピーチを聞いて、私はやっぱりBさんとは分かり合えないと感じました。

最後は「立つ鳥跡を濁さず」で異動してほしかったです。
今後、私も相手の言動に一喜一憂するのではなく、自分なりの立ち位置を見つけて、冷静に人間関係を築いていこうと決意しました。

【体験者:30代・女性、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Junko.A
5歳、3歳、1歳の3人の子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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