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【東京】東京の下町に潤いを与える緑に覆われたホテル『HAMACHO HOTEL TOKYO』宿泊レポート

  • 2025.5.29

東京・日本橋浜町『HAMACHO HOTEL TOKYO』

東京都中央区に位置する「日本橋浜町」は、江戸情緒あふれる伝統的な街並みと、洗練された都市の機能が共存するエリア。昔ながらの和菓子店や老舗の料理屋が軒を連ねる一方で、話題のレストランやカフェ、リノベーションされた商業施設なども点在し、住む人にも訪れる人にも人気の高い街です。

そんな浜町のオフィス街の一角、緑に包まれるように佇むのが『HAMACHO HOTEL TOKYO(ハマチョウ ホテル トウキョウ)』。「“手しごと”と“緑”の見える街」をコンセプトに、2019年2月に開業したライフスタイルホテルです。


エントランスをくぐった瞬間から、都会の喧騒がふっと遠ざかるような静けさに包まれるこの場所。建物の外壁からロビーの奥まで、丁寧に設えられたグリーンが優しく視界を潤し、足元から天井まで届くような大きな窓からは、やわらかな自然光が差し込みます。


インテリアには、日本の伝統工芸や職人の技が随所に取り入れられていて、どこか懐かしく、温かみのある雰囲気に。まるで自分の感覚がひとつずつ整っていくような、そんな不思議な安心感を覚えます。


今回は、ビジネスや観光、頑張った自分を労わるご褒美ステイなど、どんなシーンでもおすすめできる『HAMACHO HOTEL TOKYO』の魅力を皆さんにお伝えします!ホテル選びの参考に、ぜひチェックしてみてください。

都会にいることを忘れてしまう、外観を彩るたっぷりの緑

土曜日の15時。1週間頑張った自分への小さなご褒美に『HAMACHO HOTEL TOKYO』へやってきました。今日はたっぷり心と体をリフレッシュして、明日はのんびり都内でカフェ巡りを楽しむ予定です。


今回滞在する『HAMACHO HOTEL TOKYO』は、東京メトロ半蔵門線・都営新宿線「浜町駅」から徒歩約6分。銀座までは電車で約10分、渋谷や原宿までも20分足らずとアクセス抜群! 各方面への移動がしやすいので、東京観光をアクティブに楽しみたい方にもぴったりのロケーションです。


そして、ホテルに到着してまず目に飛び込んでくるのが、外観を彩るたっぷりの緑。都会の真ん中にいることを忘れてしまいそうなほど、建物全体がナチュラルなグリーンに包まれていて、その美しさに思わず立ち止まって見とれてしまいます。


天候や季節によってもその表情はさまざま。晴れた日は光に映える鮮やかな緑が印象的で、雨の日はしっとりと濡れて艶めく木々が幻想的な雰囲気を醸し出します。一度だけでなく、季節を変えて何度も訪れたくなる──そんな“余白”を感じさせてくれる佇まいも、このホテルの大きな魅力のひとつです。

盆栽や木々に囲まれたエントランス。その先に広がる空間に期待が高まります...!

ロビーに広がる、静かで開放的な空間

ロビーに一歩足を踏み入れると、まず感じるのは、開放感と落ち着きが共存する心地よさ。天井まで届く大きな窓からは、やわらかな斜光がたっぷりと差し込み、窓越しに揺れる緑がいっそう美しく映えます。


ロビーを中心に、左手にはレストラン&バー「HAMACHO DINING & BAR SESSiON」、右手にはレセプションが配置され、シンメトリーな構造もどこか洗練された印象。空間には「HAMACHO」の頭文字“H”をモチーフにしたアートのようなインテリアがさりげなく配置されており、ホテル全体の世界観を象徴しています。

木や石など自然素材を用いたしつらえが、都会的な中にもやすらぎをもたらし、旅の始まりにふさわしい、穏やかなひとときを感じさせてくれました。

木に囲まれたベッドルームで、やすらぎのステイ

今回宿泊したのは、「SEMI-DOUBLE ROOM(セミダブルルーム)」。15㎡とコンパクトながら、ベッドをぐるりと囲むように設えられた木の壁面がとても印象的で、まるで森の中にいるような、やさしい空気に満たされています。この空間に入った瞬間から、自然素材の持つぬくもりがじんわりと伝わってきて、知らず知らずのうちに心も体もほどけていくような感覚に。

ベッドは幅161cmのセミダブルサイズで、ひとりで広々、ふたりでもゆったりと過ごせるサイズ感。やわらかな羽毛布団にくるまりながら過ごす時間は、忙しい毎日をちょっとだけ忘れさせてくれる贅沢なひとときです。

部屋の片隅には、シンプルで機能的なワークデスクも設置されていて、少しだけ仕事をしたいときにもぴったり。ミニマルなデザインのなかに、きちんと“使いやすさ”が考えられているのがうれしいポイントです。

そして何より心に残ったのが、朝、カーテンの隙間から差し込む自然光。柔らかい光に包まれながら目覚める時間は、まるで小さな森の中で朝を迎えたような気持ちにさせてくれました。大きな窓から差し込む斜光が、木の質感をより際立たせ、都会のホテルであることを忘れてしまいそうになるほど。



夜はナイトライトや間接照明がやさしく空間を照らし、洗練された雰囲気の中にも、どこか自宅のような安心感を感じさせてくれます。派手さではなく、さりげない心地よさを追求したこの空間は、頑張った自分へのご褒美にぴったり。仕事にも、リラックスにも、そっと寄り添ってくれるお部屋でした。

チェックインの際にいただいたウェルカムギフトは、ホテル1階に併設されているチョコレートショップ「nel(ネル)」のチョコレート。


このショップでは、ガラス越しに見える小さな工房で、シェフが一つひとつ手作業でチョコレートを製造しています。「手しごと」と「緑のある街」というホテルのコンセプトを体現する、まさにこのホテルならではの存在。


宿泊のあと、実際にお店に立ち寄ってみたのですが、ここでも“丁寧な時間”を感じられて、とても素敵な余韻を味わうことができました。本記事の最後にレポートしているので、ぜひお楽しみに。

今回滞在した「セミダブルルーム」は、一人旅やカジュアルなステイにぴったりなコンパクトルームでしたが、記念日や特別な日におすすめしたいのが「コーナーダブルルーム」と「プレミアムテラスルーム」。コーナーダブルは、2面に広がる窓が特徴的な開放感たっぷりの客室。自然光がたっぷり差し込む空間で、朝も夜もまったく違う雰囲気を楽しめます。


そして「プレミアムテラスルーム」は、ホテル唯一の特別室。日本のインテリア技術が集結したような美しいしつらえと、都心とは思えないほど広々としたテラスが備えられ、贅沢な時間を過ごすのにぴったりの1室です。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

「ブルーノート東京」が手がけたレストランで優雅な朝食を

朝食は、1階にあるレストラン「SESSiON(セッション)」で。「SESSiON」は、なんとジャズクラブ「ブルーノート東京」が手がけたレストラン。洗練されたインテリアとゆったり流れる音楽に包まれながら過ごす朝は、それだけで特別感たっぷりです。

会場に足を踏み入れると、まず感じるのはやわらかな光。大きな窓から朝の日差しがたっぷりと差し込み、木の温もりを感じるテーブルや椅子、観葉植物の緑がよりいっそう映えて、朝の空気を清々しくしてくれます。インテリアはシンプルで洗練されていて、どこか北欧のカフェのような雰囲気。思わず深呼吸したくなるような空間です。

朝食は、洋食を中心としたハーフビュッフェスタイル。メインプレートのほか、6種類以上のベーカリーにサラダやスープ、ちょっとしたデザートまで、どれも手作り感があって丁寧な味わい。ヨーグルトにはポンプ式のフルーツソースが用意されていたりと、細やかな気配りも嬉しいポイントです。

特に印象に残ったのは、ふんわり焼き立てのパンたち。外はサクッと、中はもっちり。おかわりが止まりませんでした……!

この朝食は宿泊者だけが楽しめる特別な時間。ビジネス利用はもちろん、週末のプチ旅のスタートにもぴったりです。静かな朝のひとときを、美味しいごはんとともに過ごしてみてはいかがでしょうか。

チョコレート専門店「nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO」

チェックアウト後、『HAMACHO HOTEL TOKYO』の1階に併設されている「nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO(ネル クラフト チョコレート トウキョウ)」を訪れました。ここは、Bean to Barのチョコレート専門店で、カカオ豆の選定からチョコレートの製造までを一貫して行っています。店内にはカフェスペースも併設されており、チョコレートドリンクやデザートを楽しむことができます。

「nel」のチョコレートは、シェフ・ショコラティエの村田友希さんが手がけており、ベトナム産カカオ豆などを使用したこだわりの逸品です。カフェスペースでは、チョコレートパフェやショコラショーなど、チョコレートを存分に味わえるメニューが揃っています!

店内のインテリアも魅力的で、木の温もりを感じる落ち着いた空間が広がっています。また、カカオの殻を使用したオリジナルのカカオ紙をランプシェードに用いるなど、細部にまでこだわりが感じられます。

しっとり濃厚なチョコレートテリーヌを注文。口に運んだ瞬間、なめらかにほどけていく口当たりとともに、カカオの深い香りがふわりと広がります。程よいビター感が大人っぽく、甘すぎないバランスが絶妙!コーヒーと一緒にいただくことで、よりチョコレートの味わいが引き立ち、しあわせなひとときに。

そして、驚くほど贅沢だったのが、冷たいチョコレートドリンク。ねっとりと濃厚なチョコレートの中に、ひんやりとしたアイスクリームがとろけて、まるでデザートのような飲みごたえ。カカオ本来の風味とクリーミーな口当たりが相まって、思わず笑みがこぼれるおいしさです。チョコレートの味は選べるので、好みに合わせてセレクトしてみてくださいね。

 
「nel」はチョコレート好きにはたまらない空間。ひと口ごとに丁寧に作られたことが伝わるような、特別な時間を過ごせました。ホテル滞在の締めくくりにぴったりのご褒美スイーツでした!

歴史の息づく街で上質な滞在を求める方におすすめ!

歴史の息づく街で上質な滞在を求める方に『HAMACHO HOTEL』は心地よい時間を提供してくれます。観光地へのアクセスも抜群なので、東京観光や出張にもぴったりのホテルです。

また、お部屋もコンパクトなタイプから、贅沢なスイートルームまで幅広いため、色々な用途で利用できそうですよね。みなさんも、ぜひ次の旅の候補にしてみてください!

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