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プライベートでは6人の子のパパ!“ハンサムスーツな朝の顔”谷原章介の魅力とは

  • 2025.7.6
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写真:photoAC(イメージ)

現在、フジテレビ系の情報番組『サン!シャイン』でスーツをビシッと着こなしメインキャスターを務め、“朝の顔”として幅広い世代から親しまれている俳優・谷原章介

柔らかな物腰、安定感のある進行は、せわしい朝の時間にぴったりの空気感をもたらしている。また、土曜昼の情報番組『王様のブランチ』(TBS)では、約10年間にわたり総合司会を務めた経歴もある。

また、プライベートでは6人の子どもを持つパパとして知られ、大家族の生活や毎日家族のために作る夕食をトークで話すことも。

しかし、その穏やかな印象の奥には、長年にわたって磨き上げられた俳優としての実力がある。

各年代の話題作に数多く出演

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(C)SANKEI

1992年、ファッション誌『MEN'S NON-NO』(集英社)の専属モデルとして活動を始めた谷原は、その後、俳優へと活躍の幅を広げ、幅広い演技力で日本の映画・ドラマ界に存在感を示してきた俳優である。

演じるキャラクターはいずれも多面的で、視聴者の心に深く残るものばかりだ。見た目の美しさにとどまらず、どんな役にも自然に溶け込む柔軟な表現力と、誠実で落ち着いた人柄こそが、彼の魅力の根幹にある。

1995年、映画『花より男子』で俳優デビューを果たす。当初は端正な顔立ちを活かした二枚目役が中心だったが、徐々に演技の幅を広げていった。2000年代にはドラマ『救命病棟24時(第2シリーズ)』(フジテレビ系)、『僕の生きる道』(フジテレビ系)や、映画『ハンサム★スーツ』、『嫌われ松子の一生』など、数々の話題作で振れ幅の大きいキャラクターを的確に演じ分け、存在感を発揮し、注目を集める。

作品ごとに振れ幅の大きい役で抜群の存在感

谷原の魅力は、役ごとに人物像を深く掘り下げる真摯な姿勢にあるのではないだろうか。

たとえば、民放連続ドラマ初主演となった『警部補・杉山真太郎〜吉祥寺署事件ファイル』(TBS系)では、仕事と家庭を両立させようと奮闘する刑事を演じた。入院中の妻を抱えながら、一人で3人の子育ても担う“現代の苦悩する父親像”を体現。刑事としての正義感と父親としての家庭人としての優しさの間で揺れる男性の葛藤を丁寧に演じた。

また、映画『ハンサム★スーツ』では、冴えない男性(ドランクドラゴン・塚地武雅)が着る“ハンサムスーツ”によって変身するハンサム男を演じた。外見は完璧でも中身は変わらないというテーマの中で、見た目のギャップと中身のずれをコミカルかつスタイリッシュに表現。コメディセンスが光った作品といえる。

6人の父であり“ハンサムスーツな朝の顔”!

谷原はモデル出身ということで、スタイリッシュでありながら近づきがたいといったこともなく、にじみ出る優しくも温かみのある印象が、多くのファンに支持されている。作品ごとにスタイルを変化させつつも、品格は一貫して感じさせられる。

シリアスな役からコメディ、善人から悪役まで自在に演じ分ける、その自然体で洗練された魅力は、作品に深みをもたらしている。


※本記事の内容は執筆時点の情報をもとに構成されています。また、記載された見解や表現には筆者の個人的な感想・解釈が含まれます。ご了承ください。