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【心理テスト】何に見える?あなたの「メンタルを悪化させる悪い考えの癖」とは?

  • 2025.7.23
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最近、理由もなく気分が落ち込んだり、同じような悩みが頭の中をぐるぐると回り続けてしまったりすることはありませんか。それはもしかしたら、あなたの中に潜む「考え方の癖」が影響しているのかもしれません。

この心理テストでは、一枚の図から何を感じ取るかを通して、あなたのメンタルを不調に追い込みやすい「悪い考えの癖」を診断します。自分の心をケアするヒントを探ってみましょう。

図形が何に見えますか? 直感でお答えください。



1.ひび割れ

2.迷路

3.枯れ枝

4.ウイルス



1.ひび割れに見えた人は「悪い考えの癖:白黒思考」

ひび割れに見えたあなたは、「白黒思考」の癖を持っているのかもしれません。物事を「100点か、0点か」という両極端で捉えてしまう傾向があるようです。少しでも欠点やミスがあると、すべてがダメになってしまったように感じてしまうのではないでしょうか。

この考え方は、自分に厳しい完璧主義な一面の表れでもあるでしょう。しかし、常に完璧を目指すことは大きなストレスにつながります。一つのミスで自分自身を「失敗作」と断定してしまい、成功した部分や頑張った過程を正当に評価できなくなってしまうことがあるようです。

物事をグラデーションで捉える練習をしてみると、心が楽になるかもしれません。「失敗」ではなく「学びの機会」というように、中間地点や良かった部分に目を向けてみましょう。物事の捉え方に幅を持たせることで、必要以上に自分を責めずに済むでしょう。

2.迷路に見えた人は「悪い考えの癖:べき思考」

迷路に見えたあなたは、「〜すべき」「〜しなければならない」という「べき思考」に陥りやすい傾向があるのかもしれません。自分自身や他人に対して、無意識のうちに厳しいルールを課しており、その基準から外れることを許せないと感じているようです。

あなたの中には高い理想や強い正義感があるのでしょう。しかし、「常に前向きであるべき」「人に迷惑をかけるべきではない」といったルールに縛られすぎると、現実が理想通りに進まない時に、自分や他人に対して強い怒りを覚えてしまうかもしれません。

あなたの心を縛る「〜すべき」という言葉を、「〜だとうれしいな」「〜していきたいな」という少し柔らかな表現に置き換えてみるのがおすすめです。思考の力を少し弱めるだけで、心に余白が生まれ、自分や他人の不完全さにも寛容になれそうです。

3.枯れ枝に見えた人は「悪い考えの癖:悲観癖」

枯れ枝に見えたあなたは、物事のネガティブな側面に目が行きやすい「悲観癖」を持っているのかもしれません。何か出来事が起こった時、まだ起きてもいない最悪の事態を想像してしまい、不安な気持ちに飲み込まれてしまうことが多いのではないでしょうか。

これは、未来のリスクに備えようとする、危機管理能力の高さの裏返しとも言えるでしょう。しかし、この思考が強すぎると、まだ起こるかどうかも分からない不安にエネルギーを使い果たしてしまいます。楽しいはずの出来事の前でさえ、悪い想像が膨らんで楽しめないことがあるようです。

悲観的な考えが浮かんだら、「本当にそうなる可能性は高いか?」と自分に問いかけてみましょう。事実と想像を切り分ける練習をすることで、過剰な不安を和らげることができます。

4.ウイルスに見えた人は「悪い考えの癖:心の読みすぎ」

ウイルスに見えたあなたは、他人の心を深読みしすぎる「心の読みすぎ」という癖があるのかもしれません。相手の些細な言動から「きっと私を嫌っているに違いない」など、ネガティブな感情を確証なく推測してしまう傾向があるようです。

相手の気持ちを察しようとする、あなたの優しさや繊細さが根底にあるのでしょう。しかし、他人の心を正確に読むことは誰にもできません。あなたの推測は、あくまであなた自身の不安が生み出した「想像」であり、事実とは異なる場合がほとんどかもしれません。

「相手の気持ちは相手にしか分からない」と、ある程度割り切ることも大切です。相手の考えを推測して不安になるよりも、相手が話してくれた言葉や見せてくれた態度そのものを受け取るように心がけてみましょう。



ライター: Kazuhide.Y
公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。