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時間がある時こそ…疲れを癒す「究極のバスタイム」のつくり方

  • 2016.4.29
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日に日に気温が高くなり、冷房をかけているところも増えてきましたね。冷房が入っている場所は心地よいですが、知らないうちに身体が冷えて、健康に悪影響を及ぼすことも……。

冷えた体はお風呂で芯まで温めましょう。

今回は、エステティシャンの筆者が、お休み中に実践できる楽しいお風呂の入り方と、ご自宅でできる入浴剤の作り方をご紹介します。

 

血行促進に効果大「炭酸風呂」

炭酸泉は、糖尿病など血液循環が悪くなりやすい病気の治療に薦めている医師も多く、血行促進効果が高いことが検証されています。それ以外にも、エステサロンやスーパー銭湯、美容院など導入しているところも増え、だんだんと一般的になってきていますよね。

実は、その炭酸泉が自宅のお風呂で再現できちゃうんです。

使うもの

クエン酸300g

重曹390g

炭酸風呂の作り方は驚くほど簡単! お湯を張った浴槽にクエン酸、重曹の順番に入れるだけです。

お湯の温度は37~38度のぬるめが基本。それ以上熱くすると炭酸が蒸発しやすくなるので、ぬるま湯で半身浴を楽しみ、最後にお好みの温度にするのがオススメです。もちろん炭酸ですので、作ったらすぐに入浴してください。

「少し炭酸が強いな」と感じた時は、クエン酸1、重曹1.3の割合で分量を調整してみてくださいね。

 

痩せ体質を目指す「日本酒風呂」

日本酒風呂の魅力は、新陳代謝を促進すること。冷えだけでなく脂肪燃焼を助けてくれます。また、毛穴の奥の汚れを取ってくれる効果もあるので、お肌がツルツルになりますよ。紫外線を浴び、疲れているお肌には最適です。

使うもの

日本酒3~4合

使うのは安い日本酒でOK! お湯に入れてよくかき混ぜるだけです。入り方は炭酸風呂と同じく半身浴で、じっくりと芯から身体を温めてください。

 

手作りもできる「発泡入浴剤」

最近注目を浴びている発泡入浴剤“バスフィズ”。効果は炭酸風呂に近いですが、炭酸の量は少ないので少しシュワシュワを楽しむ程度。アロマの香りに包まれることでリフレッシュする効果があります。

使うもの

重曹 120g

クエン酸 50g

コーンスターチ 20g

ホホバオイル 3g

エッセンシャルオイル…ローズマリー10滴、ラベンダー10滴

作り方

(1)粉ものをすべて混ぜる

(2)ベースオイルやエッセンシャルオイルを少しずつ入れる

(3)型に入れる

ベースオイルやエッセンシャルオイルは、お好みの香りに変更してみてください。むくみが気になる方は“ジュニパーベリー”などを使用するのもよいでしょう。

自分で作ったバスフィズで、楽しいバスタイムを!

 

照明はアロマキャンドルで

浴槽にたくさんキャンドルを置いて、照明はそのキャンドルの光のみにして入浴してみてください。アロマの香りに包まれ、ゆらゆらと揺れるキャンドルの炎が五感を刺激してくれます。

目と脳をリラックスさせる効果が高い入浴方法です。あまりに気持ちよくて、入浴したまま眠ってしまわないように気を付けてくださいね。火の扱いにも注意しましょう。

 

そのほかにも、音楽をかけたり本を読んだりすることで、楽しいお風呂をより心地よいものにしてくれそうです。

毎日仕事で疲れたカラダを、しっかりケアをしてあげてくださいね。

【筆者略歴】

※ 山田みき ・・・ エステティシャン・美容師。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。エステ・ヘアメイク・着付け各種コンテスト優勝及び上位入賞の経験をもつ。

【画像】

※ funnyangel / shutterstock

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