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歳をとっても飛距離をアップさせる方法!ベテランプロのスイングから学ぶ

  • 2025.5.24

体が硬くて思いどおりに動けない。年を重ねて柔軟性が落ちて、飛距離も落ちてきた。そんな人たちにマネてほしいのが、ベテラン選手のスイング。

40代後半からマイナーチェンジしたプロのスイングは、飛距離を大きく伸ばすポイントが満載だ!

バックスイングは胸をしっかり回す

歳をとっても飛距離をアップさせる方法!ベテランプロのスイングから学ぶ
Point大きなスイングアークで振り上げるので、ヘッドとボールとの距離が遠くなる(③)

シニアプロはみな、アドレスがきれいなのでぜひ参考にしてください。伊澤選手の場合、肩、ヒザ、拇指球が一直線上にそろっていて非常にバランスのいいアドレスをしていますね。

これは、体を回しやすいアドレスで、②のバックスイングで腰と胸をしっかり回せています。アマチュアは腰を止めて上下の捻転差を広げようとしますが、体が硬い人には逆効果。胸が回らず手打ちのスイングになってしまいます。

腰と一緒に胸を回してトップまで振り上げるとスイングアークが大きくなりますが、これが遠心力を引き出すコツ。バックスイングだけでなく、切り返し以降もヘッドを加速させる距離と時間を長くすることができます。

胸をうまく回せない人は、事前に胸が回った状態を体感してみましょう。アドレスを作ったら右手を真横に伸ばす。そこに左手をそえると胸が回ります。

実際に打つときもこれと同じ体勢をとれるようにしてください。また、⑧のフィニッシュを見ると左ツマ先が飛球線方向に向いていますが、これもマネしたいポイントです。フットワークを大きく使っている証拠ですが、足を動かすと回転力が上がる。左足を無理に止める必要はないのです。

歳をとっても飛距離をアップさせる方法!ベテランプロのスイングから学ぶ
Point左ヒザや左ツマ先を飛球線方向に向けると回転力がアップする(⑧)

いかがでしたか? 飛距離をアップさせましょう!

伊澤利光
●いざわ・としみつ/1968年生まれ、神奈川県出身。169cm、70kg。95年の日本オープンでツアー初優勝。01、03年には賞金王も獲得。07年の日本プロゴルフ選手権で日本メジャータイトル3冠を達成。19年には福岡シニアオープンでシニアツアー初優勝を果たす。フリー。

解説=樋村隆二
●ひむら・りゅうじ/1976年生まれ。エースゴルフクラブ千葉のチーフインストラクター。プロのスイング研究に余念がない。それをアマチュアに合わせて教えるレッスンに定評があり、ほとんどの生徒がベストスコアを更新している。

写真=相田克己
取材=千葉オープン

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