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子どもを欲しがった夫、再婚し子が生まれると「まったく可愛くない」すべて人のせいにして後悔して

  • 2025.5.24

「二郎さんとツキミさんは、結婚して2年が経つ夫婦。互いに毒親のもとで育ち、子どもを愛せる自信がない二郎さんとツキミさんは「DINKs=子どもを持たないことを選択した夫婦」として、「子どもは絶対につくらない」と誓っていました。しかし、二郎さんは母親からの孫催促や同僚の出産報告にプレッシャーを感じ、精神的に追い込まれていました。

一方、ツキミさんは幼少期から母に容貌を笑われ続け、整形をした過去が。二郎さんは整形を受け入れてくれましたが、ツキミさんは自分に似た顔の子が生まれることが怖いのと、自分も両親のように子を虐待しないか不安で、子どもが欲しいと思えないのです。おかしくなってしまった二郎さんに無理やり行為を迫られ、離婚を決意します。

そんな矢先、二郎さんに無理やり精神科に連れて来られたツキミさん。そこに偶然居合わせ、事情を知った職場の主任の提案で、お金が貯まるまで居候させてもらえることに。

一方、二郎さんはツキミさんが自宅に帰ってこないことに焦りを感じていましたが、同じDINKsである職場の専務の言葉を受け、ついに改心。一度は家に戻ったツキミさんでしたが、再び周囲のプレッシャーに耐えきれなくなった二郎さんの暴言により、結局2人は離婚してしまうのでした。

そして数年後、二郎さんは再婚し、新しい妻との間に子どもをつくりますが、冷たく突き放すばかりで……。

子どもができても自分勝手な元夫

周囲に流されて子どもをつくったことを後悔する二郎さん。
「周りのせいで仕方なく子どもをつくった」

「やっぱり子どもはかわいくない、逃げたい」

などとツキミさんに愚痴のメッセージを送ります。

そして、憔悴している様子の妻に育児をすべて押しつけ、「うるさい。早く泣き止ませて」と冷たく吐き捨て、自身は部屋に閉じこもるのでした……。


産んだら終わりではなく、育児のスタート地点。子どもを育てる責任が伴うことはわかり切っていたはず。自分が子どもを愛せないことを他人のせいにするのは、間違っていますよね。


新しい妻に育児をすべて押しつけ、自分の責任から逃げ続けようとする二郎さん。いい加減に利己的な考え方をやめて、自分の果たすべき責任と向き合ってほしいものです。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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