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嫌厭されがち “自称サバサバ”《自サバ女》の生態…。憧れられる“本物のサバサバ女”との違いは?

  • 2025.5.21

よく聞く「自サバ」って何?

よく聞く「自サバ」って何?
よく聞く「自サバ」って何?

「私ってサバサバしているから」が口癖の女性、あなたの周りにいませんか?実は、「サバサバ系」を自称する女性の中には、周囲を疲れさせる自称サバサバ女、通称“自サバ女”が紛れていることも……。

本記事では、「自称サバサバ女(通称:自サバ女)」と「本物のサバサバ女子」の違いや、自サバ女疑惑の際に見直したいポイントを解説します。

自サバ女とは「自称サバサバ」な女性の略称です。「私って男っぽいから」「気にしない性格なの」「ハッキリ言うタイプだから」などと、自分をさっぱりキャラとしてアピールする人を指します。しかし、その実態には、自己主張が激しい、相手の気持ちに鈍感、実は人の目をすごく気にしている、人一倍女々しいといったような特徴も隠れています。

自称サバサバ系の女、通称「自サバ女」という言葉が近年トレンドになった背景には、「ワタシってサバサバしてるから」(原作:とらふぐ・作画:江口心)による漫画作品の影響も見受けられます。物語は、主「女の敵は女だ」と言われる社会の中で、「ワタシってサバサバしてるから」という合言葉を武器に暴走する主人公・網浜奈美の人生ドラマを描いた作品となっています。2023年1月にはNHK総合にてテレビドラマとして放送もされています。

「自サバ女」の特徴、実はただの無神経!?

現実世界にも一定数存在するのが、この自サバ女です。実際にどういった特徴があるのか、ここでは3点紹介します。

(1)「言いたいことを配慮なくズバッと言う」自サバ女は“はっきり言うのが私の美徳”と思い込みがちです。例えば、友人のメイクについて「その色、似合ってないよ」と言うのは、アドバイスではなく、ただのデリカシーのない発言です。自サバ女は、こうした相手の気持ちを無視した自分の意見を、頻繁に発しています。

(2)悪口や不満を「毒舌キャラ」で正当化 自サバ女がよく使うのが、「毒舌だけど悪気はないの!」といった言い訳。悪口や不満も、“自分が言うのはOK”だって、悪気がないから…。と自分は別枠と勘違いしていることがあります。

(3)見返りを求めるのに「あっさりしたフリ」自サバ女は「気にしなくていいよ」と表面的には言いつつも「お礼がなかった」「助けたのにあの態度はなに?」と、裏では見返りを求めていたりします。

彼女たちは、常に周りから注目されて感謝されたいという、承認欲求にあふれています。結局、自サバ女は、男っぽいのではなく、人一倍女々しいのが特徴です。

もしかして私って「自サバ女」かも…

「もしかして私って自サバ女かも?」そんな不安に駆られた女性もいるかもしれません。例えば、これから挙げる項目に3つ以上、当てはまっていたら注意するといいかもしれません。「自分から『私サバサバしてるから』と口にしたことがある」「意見が食い違うと、相手を否定したくなる」「かわいい系の女子にイラッとしてしまう」「愚痴を言いながら『私は毒舌なだけ』と思っている」「つい強めの物言いをしてしまうことが多い」など。これらが日常生活の中で多くの割合を占めていたら、“自サバ女予備軍”の素質を持っているかもしれません。

本物の「サバサバ女子」になるには?

本物のサバサバ女子とは、「周りに流されず、自分の価値観を大切にしながら、他人にも寛容でいられる人」です。そのために、心がけたいことを3つご紹介します。

(1)他人の意見を受け入れる余裕を持つ 自分の考えと違っても、「そういう考えもあるんだな」と一度受け止める姿勢が大切。相手を否定しない、反論しないことで、信頼関係が築けます。

(2)愚痴よりも前向きな言葉を選ぶ 誰にでもストレスはありますが、吐き出し方次第で印象は大きく変わります。「でもまあ、どうにかなるよね!」とポジティブに変換できる人は、自然と人が集まってきます。

(3)自分の“素”を認める 自分の中には、強い面も弱い面もある。それを丸ごと受け入れてこそ、本当の意味での「自然体」になれるのです。「自分らしく生きる」ことこそ、真のサバサバ女子の第一歩です。

【まとめ】サバサバしてる人=かっこいいと思われがちですが、それは他人に配慮しながらも、自分を偽らない強さがあるから。 この機会に、“本物のサバサバ”の定義について考え直してみてくださいね!

(おおしまりえ)

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