夫が外出中、女上司にバッタリ「休みたくて病気のフリ？」夫「具体悪くなった…」聞いた妻は！？＜うちの夫は病人サマ＞

適応障害になり休職中の夫・リョウさんと、その妻・ひさえさんのお話です。リョウさんは病気を盾に、仕事・家事・育児を一切せずに毎晩のように飲み歩きます。ひさえさんは幼い子どものお世話と家事に加え、病気の夫の対応に振り回される日々を送っていました。
ある日、たまらずひさえさんが詰め寄ると、リョウさんは過呼吸を演じてひさえさんをあざむきます。
しかし、会社の先輩・ナオさん夫婦が協力してくれたおかげで演技を見抜けるようになったひさえさん。そしてリョウさんを成敗すると奮起しますが、その後も何度か演技と疑わしき行動をとる夫。
ついにひさえさんは子連れで飲み会の席へ乗り込み、リョウさんが子どもの存在を友人に隠していたことがバレます。気まずい雰囲気で帰宅したとたん熱で寝込んでしまったひさえさん。リョウさんの献身的なやさしさに触れ、かつての良い夫からいつ変わってしまったのかを考えます。
翌朝、ひさえさんが休んでいる間も、リョウさんが娘・ユウカちゃんのお世話をしっかりとこなしていたことがわかって立ち尽くすのでした。
※適応障害=生活環境の変化によるストレスが個人の順応力を超えたときに生じる情緒面および行動面の不調

ひさえさんのスマホへ、リョウさんと子連れ外出をしてくれた会社の先輩で上司でもあるナオさんからメッセージが届いていることに気付きます。

「リョウの病気の原因…？」まさかの黒幕登場！？

ナオさんは、リョウさんと夫同士で子連れ外出をしていた際、偶然にもリョウさんの会社の人に会っていました。
そのうちのひとりがリョウさんにひどい言葉を投げかけて去ったと言うのです。

子連れ外出中にリョウさんの具合が悪くなったというのは本当でした。

そして、ひさえさんは勘ぐります。
リョウさんが適応障害になるきっかけとなった人物と同一人物の仕業なのではないかと。

しかし、最近のリョウさんの行動は演技や演技の疑いがあるものが多い一方で、昔のようなやさしさを感じられるときもあります。
ひさえさん自身も何が本当かわからなくなってしまいました。

適応障害ではないきっかけで、リョウさんの人が変わってしまったのでは……と思い始めていたひさえさんにとっては新たな情報。同僚のせいでリョウさんの人が変わってしまったとも考えられます。
やさしく、妻思いだったリョウさんは、適応障害の診断が下った3カ月前より以前は妊娠中のひさえさんには心配はかけまいと、相談しづらかったのかもしれません。

しかし、病気療養がきっかけで夫婦関係にも暗雲が立ち込めている今、リョウさんには病気やひさえさんとしっかり向き合い、夫婦で支え合える関係を再構築してほしいですね。

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著者：マンガ家・イラストレーター ミント

ベビーカレンダー編集部