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「臨月だろうが歩け!」義母に怒られ里帰りのタクシーを断念…そこへ、まさかの人物が現れ義母は顔面蒼白に!?

  • 2025.5.20

もうすぐ出産を控え、子どもの誕生を楽しみにしていた私と夫。しかし、出産予定日と夫の長期出張が重なってしまいました。私は快く送り出したものの、気がかりなのが同居の義母。結婚したころはやさしかった義母が、妊娠をきっかけに変わった気がしているのです……。

夫不在時、当たりが強くなる義母

夫がいるときはこれまで通りなのに、私と2人になると当たりが強くなる義母。夫が長期で留守にするとなると、不安しかありません。

案の定、夫が出かけた途端、義母の態度が一変! 私への意地悪もどんどんエスカレートしていきました。臨月の妊婦であることもお構いなし、どっさりと家事を押し付けて、自分は遊んでばかり。時には友人を家に呼び、私に接待させるのでした。

これでは体が心配だと思った私が家事の分担を頼んでも、「妊娠してるからって偉いの!?」と言い、受け入れてくれません。

「姑の私は人生の先輩なんだから敬いなさい」「妊娠中は積極的に体を動かしたほうがいいのだから、家事をさせてもらえることに感謝しろ」と、まったく話が通じません。

これ以上は我慢できない私。安心して出産を迎えるためにも、里帰り出産の帰省を予定より早めることにしました。

里帰りのタクシーはお金の無駄ですか?

義母には2日前に実家に帰ることを伝えましたが、興味がない様子。「あっそう、好きにして」と言うだけでした。そして迎えた里帰りの日。

私は荷造りを終え、あとは出発するばかり。玄関でタクシーを待っていたら、義母が話しかけてきました。

「玄関で何しているの?」

「今日から実家に帰ります。タクシーが来たら出発しますので!」

そういうと、「あーダメダメそんなの! ぜいたくね! 無駄遣いしないで徒歩で帰れ!」と声を荒らげる義母。こともあろうに、車でも30分ほどかかる距離なのに、臨月の妊婦に歩いて帰れと言うのです。


私はため息をつき、「じゃあタクシーで帰るのやめますね~」と言って、呼んでいたタクシーをキャンセルしました。

義母、顔面蒼白!ドアの向こうにいたのは…

すんなり言うことを聞いた私を見て、義母は満足げ。私はタクシーの代わりに、ある人に連絡を入れました。

そのまま玄関で待っていると、これみよがしに義母は声をかけてきます。

「さっさと帰ったらぁ〜目障りだから!」

そのとき玄関のドアが開いて、夫が入ってきたのです。長期出張に行っていたはずの息子を前に、義母の顔は真っ青に! 夫はすべて聞いていたのです。

本当は私の実家で落ち合う予定でしたが、想定より出張が早く終わったとのことで、私が家に呼んだのでした。

意地悪な義母の末路

「出産間近の嫁に向かって歩いて帰れって、何て言い草だ!」

これまで義母の意地悪に気がついていなかった夫も、義母の言動を目の当たりにして激怒しています。

これをきっかけに、私たち夫婦は義母と距離を置くことを決意。私の実家の土地に家を建てることになりました。もちろん義母は呼びません。今住んでいる家も引き払うことになるので、義母には一人暮らしをしてもらうことに。

出産間近の私に「歩いて帰れ」と言い放ったところを息子に見られたことで、義母もさすがに反対できない様子。私たちの決断に一切口を出さなくなりました。

その後、私は夫と生まれてきた子どもと3人で、穏やかな毎日を送るのでした。

◇ ◇ ◇

出産を控えた女性にとって、心身ともに穏やかに過ごせる環境は何より大切です。
たとえ家族であっても、思いやりに欠ける相手からは距離を置く勇気が必要なのかもしれませんね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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