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知らないとキシキシに!「 海外でのヘアケア」で気をつけるポイント3つ

  • 2016.4.28
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もうすぐゴールデンウィーク! 長期休暇で“この機会に海外旅行へ行く”という人も多いはず。飲み水から文化、風習の違いまで海外旅行時に注意しておきたいことは色々ありますが、ヘアケアにも要注意。

海外旅行の際にヘアケア製品で困ったことや、旅行から帰った後に髪のコンディションが悪化していた経験、ありませんか?

そこで今回は美容師である筆者が、旅行先で気をつけたい海外でのヘアケアポイントを3つご紹介します。

 

1:ヘアケア製品を持っていこう

水質や湿度、気温といったその国特有の外部環境は変えようがありません。

しかし、海外旅行中の髪のトラブルの多くは、日本からヘアケア製品を持って行って現地でもケアしてあげることで予防・解決できる可能性があります。

少し荷物になるかもしれませんが、髪のコンディションを気にする人はいつものヘアケア製品を持って行くことをおすすめします。

そして、帰国後はより丁寧なヘアケアが必要です。

環境が異なる海外で行うケアにも限界がありますし、思い通りの効果を得られていない場合もあるので、旅行が終わっても油断せず帰国後のケアは入念に行いましょう。

 

■2:シャンプーの最後に軟水で流す

海外旅行中にシャワーに入り、「髪がキシキシするな」と感じることはありませんか?

キシキシどころかゴワゴワになり、手ぐしが一切通らなくなってしまう……という深刻な事態に陥る人も少なくありません。

これは、水質の違いに原因があります。日本の水は軟水がほとんどですが、海外の水は硬水であることが多いのです。

硬水はカルシウムとマグネシウムの含有量が軟水よりも多く、そのまま使うと髪がきしんだり肌がかさついたりする原因になります。

海外で髪を洗う場合は、あらかじめ軟水を購入しておいて、最後の仕上げにその水で髪を洗い流してあげましょう。もしくは、携帯型の浄水器のようなアイテムも販売されているので、それを利用すればいちいち軟水を買う手間が省けますよ。

 

■3:ドライヤーは海外対応のものを

日本と海外では電圧(ボルト)が違うため、その国の電圧に対応していないドライヤーをそのまま使うと壊れることがあります。

しかし、海外製のものは性能にばらつきがあるので、日本製のものを使うことをおすすめします。

国内海外両用のドライヤーもあるので、この機会に用意してみてもいいかもしれません。

 

せっかくの楽しい旅行も、髪のコンディションがイマイチだと気分が下がりますよね。

海外旅行に出かける前には、行き先の水質、紫外線量などをあらかじめチェックしておくのがいいでしょう。

環境に合わせたヘアケアを実践して、美髪をキープし気持ちの良い旅を!

【筆者概略】

※ 小泉順一朗・・・ 美容師。都内美容室勤務を経験後、22歳で『川田美容室』を設立。お客様が楽しくなるサロン作りをコンセプトとしており、HPブログLINE@などでも日々のケアなどを発信。アフターフォーローにも務めている。

【画像】

※ Voyagerix / shutterstock

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