【スマホ】“月額290円” 本当に大丈夫…？超がつくほど格安の「日本通信」、 乗り換える前に知っておきたい注意点

自分の使い方で、本当に安く収まるのか？

毎月のスマホ代を少しでも節約したい、と悩んでいる人へ。「月額290円から」という超格安が特徴の「日本通信」。気になっているものの「自分の使い方で本当に安く収まるのか？」「ちゃんと乗り換えられるのか？」など不安な人もいるのではないでしょうか？ この記事では、日本通信に乗り換えるときの注意点と手続きについて解説します。

まず、日本通信には、利用スタイルに合わせて選べる3つのプランがあります（2025年4月現在）。

（1）合理的シンプル290プラン 月1GBまでなら月額290円で利用でき、1GBごとに220円で追加可能です。

（2）合理的みんなのプラン 月20GBで月額1390円。さらに「月70分無料通話」または「5分かけ放題」のどちらかを選べます。こちらも、データは1GBごとに220円で追加可能です。

（3）合理的50GBプラン 月50GBまで使えて月額2178円。通話オプションは「70分無料」または「5分かけ放題」から選べます。データ超過時も、1GBごとに220円で追加可能です。

【メリット】・料金が安い・docomo回線の安定した通信品質・5G対応

【デメリット】・基本はオンライン対応・混雑時に通信速度が低下する可能性がある・月63GB以上使う人には不向き

デメリットに関しては、実店舗がなく契約は問い合わせは基本的にオンラインで行う、月63GB以上使う場合は他社の方が割安になる場合がある、などの点に注意して、自分の使い方に合っているかをあらためて確認する必要があります。

乗り換え方法には「MNP予約番号を発行する」方法と「MNPワンストップ」の二つがあります。ここでは、より簡単なMNPワンストップの手順を解説します。

【申込みに必要なもの】・本人確認書類（マイナンバーカードなど）・クレジットカード・メールアドレス（Gmailなど）・日本通信アプリ・現在契約中の通信会社のログイン情報（IDとパスワード）

スマホに「日本通信アプリ」をインストールし「お申し込みスタート」をタッププランとSIMを選択し、画面の案内に沿って情報を入力途中で「現在の通信会社へのログイン画面」が表示されるので、IDとパスワードを入力本人確認書類とクレジットカード情報を登録内容を確認して、申し込み完了

SIMカードが届いたらスマホに入れて、Wi-Fi環境下で初期設定すれば、すぐに使えるようになります。一部の販売店では対面契約も可能ですが、その場合はMNPワンストップが使えないので注意してください。（※7）

次に、日本通信に乗り換える際の注意点です。

・初期手数料が掛かる 契約時に、初期手数料として3300円掛かります。

・SIMロックを解除しておく スマホにSIMロックが掛かっていると利用できないことがあります（docomoを除く）。2021（令和3）年10月以降に販売されたスマホは原則SIMロックなしですが、古い機種を使っている場合は解除してください。

・キャリアメールが使えなくなる「＠docomo.ne.jp」「@softbank.ne.jp」などの、キャリアメールが使えなくなります。あらかじめ、Gmailなどのフリーメールに切り替えておくのがおすすめです。

・対応端末を確認する 日本通信は、SIMロック解除済（SIMフリー）のスマホで、対応バンドに合っている端末で利用できます。事前にホームページで確認しておきましょう。

通信費を見直したいなら、日本通信は有力な選択肢です。必要なポイントを押さえれば、誰でもスムーズに乗り換えられます。自分に合ったプランを選んで、毎月のスマホ代を無理なく節約しましょう。

＜参考資料＞・日本通信「料金・プラン」・日本通信「合理的シンプル290プラン」・日本通信「料金・プラン」・総務省「携帯電話ポータルサイト｜5.格安スマホ／格安SIMってなに？」・日本通信「料金・プラン」・YouTube「【電話番号そのままで乗り換え】MNPワンストップ方式 アプリでのお申し込み方法」・日本通信「よくあるご質問 店頭で契約できる店舗はありますか?」・日本通信「よくあるご質問 初期費用はいくらですか?」・総務省「SIMロックについて」・日本通信「サポート乗り換えるとできなくなること」・日本通信「よくあるご質問 どんなスマホやタブレットで使えますか?」

（奏かえで）