1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「助けて…」親友からの言葉に崩れ落ちた私。家庭のこと、夫のこと、言えるはず…でも?<夫を捨てます>

「助けて…」親友からの言葉に崩れ落ちた私。家庭のこと、夫のこと、言えるはず…でも?<夫を捨てます>

  • 2025.5.18

デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。夫から育児や家事について罵倒される生活から脱却したいみゆきさんは、育休から復帰するために、保活に励みますが、努力もむなしく認可保育園の選考に落選……。
仕事を諦めたくないみゆきさんは、認可外保育園への入園を夫に相談しますが、夫は提案を却下するだけでなく、みゆきさんの仕事や育児、家事のすべてを否定。結局みゆきさんは職場を退職し、夫に怯えながら暮らすようになります。
さらに、みゆきさんは夫にカードや通帳、現金など全財産を取り上げられ、育児や家事のクオリティ次第で給料を出すという理不尽なシステムを導入されます。十分な生活費をもらえず、みゆきさんは初めてできたママ友・高木さんとのランチはおろか、自分のごはんすらまともに食べられない生活を強いられます。
そのころ、みゆきさんの幼馴染・ももこさんが、みゆきさんの元職場を訪れ、元上司からみゆきさんの退職時の異変を聞いて……?

ある人から突然の電話が…

ママ友に会う気力さえない私は、心も体も疲れ切っていました。

みゆきさんに電話をかけてきたのは、幼馴染で親友のももこさん。

ももこさんはみゆきさんに、なぜ憧れのデザイン会社を退職したのか理由を問いただします。

「別に何も無いよ」
ごまかすみゆきさんでしたが、声色だけで無理をしていることをももこさんに気づかれてしまいます。

「あなたの助けになりたいの!」
親友の言葉を聞いて、思わず「助けて」と言葉が出てしまうみゆきさんなのでした。

どんなにごまかしても、よく知っている相手なら「いつもと様子が異なる」と気づくことがありますよね。心配をかけまいと「何も無いよ」と答えたみゆきさんも、ももこさんには「何か事情がある」としっかり見破られていました。親友が自分を心配してくれたことで、今までひとりで抱えていたつらい気持ちが溢れてしまったみゆきさん。迷惑をかけまいとする気持ちもわかりますが、親友を頼って正直に相談することで、みゆきさんの心が少しでも軽くなると良いですね。


著者:マンガ家・イラストレーター くまお

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる