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「休憩中は本当にやめて…!」職場での“マナー”に意見真っ二つ「メリハリをつけたい」「仕事につながる」

  • 2025.6.3
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

仕事中のお昼休憩。同僚や上司と一緒にランチに出かけ、会話を楽しむ方は多いのではないでしょうか。日頃の業務や人間関係など、仕事にまつわる悩みを相談した経験がある方も少なくないはず…。

SNSに「お昼休憩中に仕事の話をしてくるの、お願いだからやめてほしい」といった趣旨の投稿がされ、「ほんとやめてほしい」「プライベートなこと聞かれるよりはまだマシ」と話題になりました。

そこで今回は、現在、お仕事をされている方限定で、休憩中に仕事の話をされるのは嫌かどうか調査しました。

休憩中に仕事の話をされるのは嫌ですか?

現在、お仕事をされている方限定で、全国の18歳以上の男女294名を対象にアンケートを実施し、寄せられた結果がこちらです!

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出典:TRILL調べ

休憩中に仕事の話をされるのは嫌ですか?という質問に対する回答数は以下のとおりです。

  • 「嫌」132票
  • 「嫌じゃない」162票

今回は、「嫌じゃない」という意見が多い結果となりました。

寄せられた意見を紹介します。

嫌な方の意見

まずは「嫌」な方の意見を紹介します。

メリハリをつけたいから

自分自身、仕事と休憩のメリハリは付けたいので、休憩中に仕事の話は基本してほしくありません。
(40代男性・会社員・近畿地方)
休憩時間に給料は発生していないので、仕事以外のことに時間を割きたい。メリハリもつかないので、嫌。
(20代女性・パート・群馬県)

自分の時間だから

休憩中は自分の時間で、リラックスして過ごしたいので、話しかけてほしくないと思います。
(20代女性・専業主婦・神奈川県)
お昼休憩の時くらいプライベート時間で仕事のことを忘れたい一人でゆっくりしないと疲れが取れない。
(30代女性・会社員・広島県)

休みたいから

休憩の時くらい頭をリフレッシュさせるためにも話をしたくないと私は思っている。効率も悪くなり余計なことばかりしてしまった経験もあるのでしないようにしている
(30代男性・個人経営・千葉県)
休憩は気持ちをリセットしたり、頭を休めたりするための時間なので、その間まで仕事の話をされると気が休まりません。
(30代女性・会社員・東京都)

仕事以外の話をしたいから

休憩中に仕事の話をされるのは嫌だし、プライベートの話ならしたいと思うので、プライベートの話ならウェルカム。
(20代男性・会社員・東京都)
休憩の時くらいは頭をリフレッシュさせたいので、たわいもない雑談を楽しみたいです。
(30代男性・フリーランス・千葉県)

嫌な方の意見として、「メリハリをつけたいから」「自分の時間だから」「休みたいから」といった声が寄せられました。休憩中は「仕事以外の話をしたい」という意見も。

嫌じゃない方の意見

次に「嫌じゃない」方の意見を紹介します。

コミュニケーションがとれるから

仕事のことを話すことで、お互いの考えがわかって仲よくなれることもあるので、あまり堅苦しくないものならば、かまわないと思っているから。
(40代男性・会社員・静岡県)
仕事について雑談することも同僚とのコミュニケーションになるので、休憩時間に話をされても良い。
(40代女性・会社員・関東地方)

相談したいから

仕事の悩みだったり、志や向上心だったり、自分も聞いていて勉強になる事もある。わざわざ違う場所(飲みに行くなど)しなくてもイイし、全然問題ないです。
(50代女性・関東地方)
仕事中のエピソードや失敗談、どうやったら効率が良くなるか、仕事に対する意見などそのようなお話は歓迎します。しかしネガティブな仕事の話は嫌です。
(50代男性・神奈川県)

フランクに話せるから

机から離れて頭が柔らかい状態の時の方が色々な発想が出てきて、結果的に停滞している仕事の突破口になることが多いから。
(50代男性・会社員・東北地方)
リラックスしているモードだから、フランクに話せる仕事の話やアイディアが出てくることもあるので、嫌ではありません。
(30代女性・会社員・東京都)

プライベートな話はしたくないから

職場にいるので仕事の話をして当然だと思うし、逆にプライベートな話をされる方が嫌なので助かる。
(30代女性・会社員・埼玉県)
むしろ、プライベートのことをずけずけと聞かれるよりは、仕事の話をしてくれた方が答えやすいし、どうせ仕事場にいるのだから休憩といっても気分転換はできない。
(30代男性・会社員・東京都)

嫌じゃない方の意見として、「コミュニケーションがとれるから」「相談したいから」といった意見が寄せられました。また、休憩中のほうが「フランクに話せる」ため、よいアイデアが浮かぶとの意見も。一方で「プライベートな話はしたくない」ため、仕事の話の方がよいとの意見も寄せられました。

仕事の話は穏やかな雰囲気で

今回の調査では、休憩中に仕事の話をされるのはほぼ半々、若干「嫌じゃない」という方が多い結果になりました。

休憩中に仕事の話をすることで、「コミュニケーション」がとれたり、「相談できる」といった意見が寄せられました。仕事中よりも「フランクに話せる」ため、気楽に話しやすく、仕事のヒントが出ることもあるようです。

一方で、嫌な方は、仕事中と休憩中は「メリハリをつけたい」という意見や、休憩中は「自分の時間」だから、ゆっくりしたりスマホを触ったりして休みたい方が多いようです。また、仕事の話ではなくプライベートな話や雑談がリフレッシュになるという方も。

休憩中は、上司や同僚とも会話が弾み、コミュニケーションがとれる良い機会かもしれません。しかし、休憩中は自分の時間と認識している方も少なくないようです。仕事の話をするにしても、責めたり叱ったりするような話題は避け、穏やかな雰囲気で会話ができるとよいかもしれませんね。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2025/05/16〜2025/05/19
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問/現在お仕事をされている方限定
・有効回答数:294