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一度は歩いてみたい…“世界の美しすぎる街道”5選<海外>

  • 2025.6.17

海外旅行に行くと首都の観光がメインになることが多いのですが、そこから少し離れた場所にある「街道」には首都とは違う魅力があります。

今回紹介するのは、“一度は歩いてみたい世界の美しすぎる街道”です。

写真で見ても美しさが伝わってくるのですが、やはりその場を歩いてこそ体感できるものがあります。

【1】アルザスワイン街道(フランス)

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出典:photoAC(写真はイメージです)

フランス北東部にあるアルザスワイン街道は、ブドウ畑がある街道です。

ドイツと隣接した地域なので、ドイツとフランスの文化が混ざっている独特の雰囲気があります。

アルザスワイン街道の見どころは美しい村の風景。街道に沿っていくつか村があるのですが、カラフルな建物が特徴の「コルマール」は塗り絵の中に迷い込んだようなかわいらしさです。一方で茶色い建物が並んだ「リクヴィル」も昔ながらの美しさがあります。

村の美しさはもちろん、ワインや食事も有名です。美しくゆったりとした空気が流れるフランスの村で飲むワインは忘れられない味になりそうですね。

【2】ロマンティック街道(ドイツ)

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出典:photoAC(写真はイメージです)

ゲームやアニメの中にあるような中世の世界に行ってみたい、そんな人におすすめなのがドイツのロマンティック街道です。

ディズニー映画シンデレラに出てくるお城のモデルとなったノイシュヴァンシュタイン城などが有名ですが、お城や教会以外にも町全体がまさに「昔アニメや絵本で見た、どこかの外国」が体験できるローテンブルクも一歩足を踏み入れたら感動すること間違いなしです。

ロマンティック街道は、「こどものときなんとなく憧れた外国」を体験できる素敵な場所なので、訪れれば子ども時代のわくわくした気持ちが舞い戻ってくる人も多いのではないでしょうか。

まさに異世界に迷い込んだような気分になり、楽しい冒険や素敵な物語が待っているような高揚感を感じられる場所です。

【3】モスタル旧市街(ボスニア)

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出典:photoAC(写真はイメージです)

世界遺産に登録されているボスニアのモスタル旧市街は古い歴史を感じられる場所です。世界遺産に登録された理由は、モスタルでは多様な文化があり、一度はボスニア紛争によって破壊された橋が復元されたことで国際協力や平和のシンボルとなったからです。

モスタル旧市街は橋を挟んで東側の岸はイスラム教徒が多く、西側はカトリック教徒が多く住んでいます。街を観光すれば2つの異なる文化を実感できます。

世界の平和、異なる文化の共存を身をもって感じた体験は一生の財産になりそうですね。

【4】旧アッピア街道(イタリア)

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出典:photoAC(写真はイメージです)

イタリアの旧アッピア街道があったからこそローマ帝国が栄えたとも言えます。

軍隊の移動や物資の輸送に使われた街道なのですが、古代ローマ時代から存在するサン・セバスティアーノ門や競技場が残っています。

紀元前300年は遠い昔ですが、石畳の道を歩けば古代ローマとのつながりを感じられるでしょう。

これほどに古い歴史のあるアッピア街道ですが、ハンバーガーのチェーン店マクドナルドもあります。ここではお馴染みのマクドナルドのメニューを食べつつ床下にある遺跡を見ることができるのです。

現代のファストフードを代表するマクドナルドを食べつつ、古代ローマの遺跡を見るというシュールな体験もできます。

【5】プラナカン(シンガポール)

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出典:photoAC(写真はイメージです)

シンガポールといえば整然とした都会的な街並みが連想されます。マーライオンなどのイメージで、シンガポールと聞くと白っぽい街並みを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

しかしながらプラナカンはそんなシンガポールのイメージとは真逆の色鮮やかな街です。

絵の具で染めたような色彩豊かな西洋風の建物が並ぶプラナカンに行けば「こんなにカラフルな街があるのか!」と圧倒されることでしょう。

西洋の影響を受けた場所はアジアにいくつかありますが、目が覚めるようなカラフルな色が視界に飛び込んでくるプラナカンはフォトジェニックこの上ないです。

アジアっぽさもありつつ西洋っぽさもあるプラナカンで楽しめるのは景観だけではありません。中華と東南アジアの料理が融合したプラナカン料理も絶品です。

まとめ:道に文化と歴史あり

多くの人が行き交う街道には歴史と文化があります。

自分が実際にその場で道を歩くことで伝わってくるものや、写真には映らないような自分の気持ちが思い出になることでしょう。

世界各地の景観を動画や写真で簡単に見れる今ですが、実際にその土地の地面を感じるのはまた別次元の体験です。

今までにたくさんの人々が様々な思いで踏みしめた道を、自分の足で踏みしめたとき、湧いて来る感情はきっと特別なものでしょう。