営業終了から15分経っても買い物する客。店員「閉店です」女「全部見終わるまで…」“衝撃要求”に非難＜海外＞

魅力的なものがたくさん置いてあるお店は、買い物に時間をかけたくなるしいつまでも商品をじっくりと見ていたくなります。

今回紹介するのは、まさにそのような雰囲気があるアンティークショップでの出来事です。
アンティークショップは長居したくなるお客さんが多いお店なのですが、店員が遭遇した女性は閉店してから2時間後も平然とお店で商品を選び続けようとしていました。

この話が海外のSNSに投稿されると、「お客様は神様・お客様は正しい」とは限らない、という内容のコメントが集まりました。

「お客様」でもダメなものはダメ

「お客様は神様です」って言われてるけど、閉店後2時間も買い物し続けるのはさすがにないよね。

アンティークを扱うお店で働いているんだ。
ある日お店に入ってきた女性が売り場をじっくりと見ていたんだよね。
でも閉店時間が近づいてきたから音楽を消したり、あと誰もいない場所はライトを消したりしたんだ。閉店の時間が近づくと、お店ってこういう作業に入るよね。

でもこの女性客はもうすぐ閉店って全然気づかないんだよ。
大体の人は気付くんだけどさ。
閉店時間から15分ほど過ぎたときに、この女性に話しかけたんだ。
もちろん丁寧な言い方でね。
「すみませんが、このお店は5時に閉店です」
大体のお客さんはここで「あらごめんなさい！」とか言うんだけど。
女性はがっかりした顔で「まだお店を見ていたいです」って言ったんだよ。
だから微笑んで「ええ、分かりますよ。そういうお客さんが多いんです」で、この女性はこれがジョークだと分からずに見つめてきたんだ。
だから「そうですね。じゃあ今かごに入れている商品は会計できるので、違う日にまた来店していただけると嬉しいです！あ、お弁当忘れないでくださいね！また長居したくなっちゃうかもしれないんで」って言ったんだよ。
大体この言い方をするとお客さんってクスっと笑ってくれるんだよね。

女性は「全部の商品を見終わるまで何も買いません」って言い出したんだ。
これを聞いたとき、「じゃあ欲しいものは一度こちらのカウンターで預かります。また明日か土曜日にでも来店していただければそのときお渡しできます」って説明したんだよね。
でも女性は「今日中に買い物したい」って主張したんだ。

閉店時間から20分後、女性は私のことをひどい店員であるかのように見てきたよ。
閉店時間だからお帰りください、という姿勢が気に入らなかったようだ。
彼女の買い物かごにはすでにたくさん商品が入っていて、これをレジで会計し終わるのには15分かかりそうだった。
そしたら実際に閉店作業をしてスタッフが帰れるのはさらに45分後ってことになる。

閉店時間から15分過ぎたくらいだったらまだお店を閉めたりしないしお客さんの会計をするけど、この女性については閉店時間からさらに2時間はお店に居座ろうとしてたんだ。
だってこれからほかの売り場も見に行くって言ってたしね。

そこでみんなに聞きたいんだけど、お客さんに閉店時間を2時間過ぎる買い物は辞めさせた私が悪いのだろうか。
お客さんには閉店時間を守ってほしいんだ。

アメリカ合衆国の掲示板型ソーシャルニュースサイト「Reddit」に、アンティークを扱うお店で閉店後も長居しようとする客の話が投稿されました。

もとからゆっくりと時間をかけてお店にいる客が多いお店なので店側も閉店時間から15分過ぎても客対応をしたり、または次回来店まで商品を預かるなど柔軟な対応をしています。

しかしながら、閉店時間から2時間もお店にお客さんがいるのはさすがにお店側が断りました。

実際に寄せられたコメントを一部紹介します。

むしろお店は寛大な対応だった

投稿者は悪くない。
閉店時間に閉店するべきで閉店後に15分も買い物させるなんて大サービスだ。

閉店後15分しても追い出さないなんて優しすぎるよ。
閉店時間を大幅に過ぎても大丈夫ですよってやってるとまたこのお客さんは同じことをするから、それ以上長居させなかった投稿者の行動は正しい。

まともな感覚の大人なら、閉店時間30分前に入店することさえ躊躇うよ。
この女性、魔女のような女だな。投稿者がしたことは正しい。

閉店時間を過ぎるのは労働者への負担である

投稿者の行動は問題ないよ。
私も接客の仕事だったんだけど従業員には「お客様は神様です。お客様がいい人であればね」って話してたよ。女性がしたことは本当に失礼だね。
女性客に従業員はサービス残業することになるから、これはお店側が店員に通常の時給の倍のお金を払うってことになるって説明すれば良かったのに。

すぐ追い出さないでほかの案を提案したことで充分だ

投稿者がしたことは店員として正しい。
上司（とても良い上司だった）が言ってたよ。
「お客様は神様ではない、いつも正しいわけじゃないんだ。でも接客業はお客様にとって正しいものを提供することだ」
投稿者はまさにお客さんにとって正しいこと、困らないことを提案してたよね。
今一旦会計することや、商品を一時預かって後でまた来店することをお客さんに提案しているからね。
でもそれを拒否したのはお客さんだ。店員が提案したことを拒否したんだから、これはもう店員側の責任ではないんだ。

客だからなんでも許されるわけじゃない

接客業で「お客様は神様」は当てはまらないよ。
「お客様は神様」はマーケティングコンセプトだからね。

もう閉店した時点で「お客様」ではないね。
この女性は侵入者みたいなものだから警察に引き取ってもらうべき。

閉店時間をお客さんに守ってほしいのは当然のこと

投稿者は女性客に対して閉店時間だからといってすぐに追い出したりはせずに、女性に対して今かごにある商品だけでも会計できることや、次回の来店まで欲しいものは預かることができることなどを提案しています。

お店としてはとても親切な対応ですが、さすがに閉店時間を大幅に過ぎてもお客さんをお店にいさせるわけにはいかないですよね。

接客業でお客さんを大切にすることは大事なことではありますが、それは労働している側がお客さんのために何でも我慢する、理不尽なことも受け入れるという意味ではありません。

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出典：Reddit（AITA for not allowing a "customer to always be right" by not letting her to continue shopping for 2 hours past closing time?）