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航空会社「迷惑行為で9万円の罰金」なぜ?『異例』の新制度に「重すぎ」「抑止力になるなら…」<海外>

  • 2025.6.19
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出典:photoAC(写真はイメージです)

かつては格安航空会社の象徴として、多くの人に親しまれてきたライアンエア。

アイルランドを拠点に、ヨーロッパ各地を飛び回る存在として利用してきた人も多いはずです。

そんなライアンエアが今回、新たに「迷惑行為をする乗客への高額罰金制度」を導入すると発表し、SNSやニュースサイトでは注目が集まっています。

これに対し、SNS上では「そこまでしないといけないの?」という驚きの声や、「むしろもっと早くやるべきだった」と賛同する声も見られ、議論が巻き起こっています。

一体なぜこのような厳しい対策を講じることになったのか、そしてその背景にある課題とは何なのでしょうか。

今回は、「ライアンエアが導入した新しい罰金制度」に対する世の中の反応をご紹介します。

約9万円!?高額罰金の措置を導入

アイルランドを拠点に、ヨーロッパ各地を飛び回る「ライアンエア」。

そんなライアンエアから、先日新たに「迷惑行為をする乗客への高額罰金制度」を導入すると発表されました。

「酔っ払って機内で騒ぐ」「他の乗客や乗務員に対して攻撃的な態度を取る」などの行為をし、飛行機を降ろされてしまった場合、最大で500ポンド(約9万円)の罰金が科される可能性があるそう。

また、空港のバーや免税店でアルコールを過剰摂取し、搭乗時に明らかに酩酊状態だった場合にも、罰金対象となるケースがあるとのこと。

あまり見かけることのない「高額罰金制度」について、どのような感想が寄せられたのでしょうか。

厳しすぎる? それでも必要とされる理由

飛行機という閉鎖的な空間では、1人の迷惑行為が全体に影響を与える。そんな現実から、罰金制度を「妥当」と考える人も多く見られました。

  • 機内での迷惑行為は、全員にとって迷惑。高額でも抑止力になるなら賛成
  • 乗客やクルーの安全を守るには、これくらいの対策が必要
  • 過去のトラブルを考えれば、強い姿勢はむしろ安心につながる

また、制度が今後のマナー改善にもつながるという意見も。

  • しっかり罰を設けることで、トラブルの防止にもなると思う
  • お酒トラブルが減れば、もっと安心して乗れるようになる

 こうした声からは、「自分たちが安全に過ごせる空間を守ってほしい」という、利用者の切実な願いが感じられます。

特に近年は、機内での迷惑行為が増えているという報道もあることから、こうした厳しい措置を前向きに捉える人が増えているのかもしれません。

安心して移動できる環境を取り戻すために、一定の罰則はやむを得ないという考えが広がりつつあるようです。

罰金だけでは解決しないという懸念

一方で、金額の大きさや制度の運用方法に不安の声もあります。

  • いきなりこの額は重すぎる。段階的な罰が必要
  • 航空会社の判断だけで罰金は、不公平になる恐れもある

また、制度だけに頼るのではなく、他の改善も必要だという指摘も。

  • 一部の客のせいで、会社のイメージが悪くなるのは残念
  • 罰則だけでなく、空港や機内の対応も見直してほしい

運用次第では評価も変わる

制度の意義は理解しつつ、まずは実例を見てから判断したいという声もあります。

  • 罰則は必要。でも、実際の運用を見てから評価したい
  • 他国でも課題は同じ。海外の動きにも注目したい

また、制度の信頼性には明確な基準が不可欠という意見も。

  • 空港や警察との連携は前向きな流れ
  • 対象行為を明確にして、混乱を防いでほしい

制度そのものに反対するわけではないものの、「誰が、どの基準で、どう罰金を科すのか」が明確でない限り、トラブルや誤解を招く可能性は否定できません。

中立的な立場のコメントからは、導入後の運用や実績を見てから冷静に評価したいという姿勢が感じられます。

慎重であるからこそ、制度の影響を見極めるために時間をかけるべきだという意見も根強いようです。

みなさんはどう考えますか?

今回は、「ライアンエアが導入した新しい罰金制度」に関するさまざまな声をご紹介しました。

機内トラブルを未然に防ぐための前向きな対策ととらえる声がある一方で、運用の公平性や金額の妥当性について懸念を示す意見も多く寄せられていましたね。

空の旅の安心感をどう守るか」という課題に向き合うこの制度は、単なる罰則以上の意味を持っているのかもしれません。

航空業界全体で、利用者と企業の信頼関係をどう築いていくのか。そして、今回の制度が他の航空会社にも広がっていくのか。

みなさんは、このニュースについてどのように感じましたか?


※記事の内容は2025年6月17日時点のものです。