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海外の歩道を歩いていたら…背後から『クラクション』!?“驚きの光景”に「強烈なカルチャーショック」

  • 2025.6.18
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出典:photoAC(写真はイメージです)

今回は、Yukioさん(30歳・自営業)がマレーシア滞在中に体験した、「日本との交通マナーのギャップ」に驚かされた出来事をご紹介します。

約8年前、マレーシア・クアラルンプールで日本語教師として生活していたYukioさん。異国での生活にも徐々に慣れてきたある日、日本ではまずありえない「道路の使い方」を目の当たりにしたといいます。

その場所は、なんと「歩道」。普通に歩いていたYukioさんの背後から、突然クラクションが…。

一体、何が起こったのでしょうか?

海外での日本語教師生活スタート

2017年、私は大学在学中のインターンシップを経てマレーシアの首都クアラルンプールで日本語教師として働き始めました。

仕事をしながら、都市部の生活にも少しずつ慣れていく日々。

通勤や買い物のときには、街中を徒歩で移動することもよくありました。

そんなある日、これまでに経験したことのないような「交通文化の違い」に直面したのです

歩道を歩いていたら、突然クラクションが…?

その日、私はいつものように歩道を歩いていました。

時間は夕方頃。周囲には買い物袋を持った地元の人たちの姿もちらほら。

すると、背後から突然「ブッブーッ!!」というクラクションが鳴り響いたのです。驚いて振り返ると、なんとそこには歩道の上を走ってくるバイクが。

一瞬、「車道じゃなくて…ここ、歩道だよね?」と状況が飲み込めず、立ち尽くしてしまいました。

現地の人は誰も驚かない…?違和感は私だけ

周囲の現地の人たちはというと、特に驚く様子も見せず、バイクが通りやすいようにさっと横によけるのです。

どうやらこれが、現地ではごく普通の光景のようでした。バイクのドライバーも、「悪いことをしている」という感じはなく、むしろ当然のようにスルスルと歩道を走り抜けていきました。

その様子を見て私は、「歩行者優先」なんていう概念は、ここにはないのかもしれない…と、強烈なカルチャーショックを受けたのです。

「慣れ」と「現実」に触れてわかること

日本では、歩道は完全に「歩行者のための空間」として守られていて、そこをバイクが走ることはほとんどありえません。

しかし、ここマレーシアでは、混雑・渋滞・道路整備の事情などが背景にあり、歩道を使うバイクが「当たり前」になっている場所もあるという現実があります。

交通マナーのゆるさを目の当たりにしながらも、それは現地の人たちの生活と共に築かれてきた「慣れ」なのだと感じました。

日本との違いを知るということ

今回の体験を通じて私が学んだのは、「安全意識やマナーの基準も国によってまったく違う」ということ。

日本では違法や非常識に思えることでも、海外では「暗黙の了解」として受け入れられているケースも少なくありません。

だからこそ、海外に行くときは「日本の常識=世界の常識」ではないことを理解し、現地の現実を受け入れつつ、慎重に行動する姿勢が大切だと強く感じました。



提供:Yukioさん(30歳・自営業)

※この記事では、体験者から提供されたエピソードを元に構成しています。
※体験は渡航当時の状況を基にしており、現在の事情とは異なる可能性があります。
※写真はすべてイメージです。