「口許」は何と読む？→読めたらスゴい【難解漢字】正解は...？

皆さんは、顔の部位を漢字で書くことができるでしょうか？

例えば「頬（ほほ）」や「顎（あご）」、「口（くち）」などがありますよね。今回はそんな顔の部位の「口」に関する漢字の読み方を紹介したいと思います！

「口許」という漢字です。

いったいなんと読むのでしょうか？

ヒント

まずヒント！
この言葉は「口の周辺」を指すときに使います。さて、なんと読むでしょうか？

「くちびる」と思った方、惜しい！
「くちびる」は「唇」や「脣」と書くのが正解です。

では、「口許」の正しい読み方は…

正解

それでは正解を発表します！

「口許（くちもと）」と読みます。

この言葉の意味を、辞書で調べてみましょう。

「口許（くちもと）」の意味とは？

① 口のあたり（の様子）。
例：「口許がゆるむ」＝内心の喜びを隠しきれない様子。
②（乗り物などの）出入り口付近。
（出典：『新明解国語辞典 第八版』三省堂、2020年、p.428）

「口のあたり」という意味が一般的ですが、電車やバスなどの「乗り物の出入り口付近」を指す場合にも使われることがあるんですね。

また、よく似た言葉に「口元（くちもと）」という表記もありますが、意味はほとんど同じ。「口許」はやや古い表現ですが、どちらを使っても問題ありません。

まとめ

「許」という漢字を「もと」と読むのは珍しいですが、たとえば「親許（おやもと）を離れる」などの表現でも使われます。

少し難しい漢字に触れることで、語彙力がどんどん広がっていきますよ。
実用的な言葉から、語彙の幅を広げていきましょう！