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「円ら」この漢字、正しく読める?→意外と知らない難読漢字の答えは…?

  • 2025.5.26

突然ですが、みなさんは難読漢字に自信がありますか?

日本語には、日常的に使われるけれど漢字で書かれると「これってどう読むの?」と戸惑ってしまう言葉がたくさんあります。なかには、意味を聞けば納得できても、読み方だけではピンとこないものも少なくありません。

今回は、そんな難読漢字のひとつをご紹介します。

あなたはこの漢字、読めますか?

問題

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「円ら」はなんと読むでしょう。

「円」といえば「円盤(えんばん)」や「円周率(えんしゅうりつ)」「楕円(だえん)」など、“えん”と読むのが一般的。なので「えんら?」と思ってしまいがちかもしれませんね。

しかし、この「円ら」はちょっと違います。

ヒントは、「まるくてかわいらしいもの」に使われる表現。
特に、“あるパーツ”を形容するときによく使われます。

さて、答えは分かりましたか?

答え

それでは正解を発表します…!

正解は…「つぶら」です!

解説

「円ら(つぶら)」は、漢字の見た目からはなかなか想像しにくい読み方ですが、意味を知ると「なるほど!」と思える言葉です。

辞書では、以下のように定義されています。

つぶら【円ら】
[形動]丸くてかわいらしいさま。
【用例】「円らな瞳」
出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

つまり、「円ら」は「まるくて愛らしいさま」を表す言葉。
たとえば「円らな瞳」というと、「黒目がちでまんまるとした、愛くるしい目元」をイメージしますよね。

「円」はもちろん“まるい形”を意味し、「円ら」はその形容として使われる表現です。

ただし、一般的な読み方である「えん」を当てはめて「えんら」と読んでしまうと、まったく別の言葉のようになってしまいます。「つぶら」という読みは、まさに“読めそうで読めない”難読漢字の代表格といえるでしょう。

まとめ

今回ご紹介した「円ら」は、「つぶら」と読み、「まるくてかわいらしい様子」を表す美しい日本語でした。

読み方だけでなく、その言葉が持つやさしさやイメージも一緒に覚えておくと、表現の幅も広がります。

難読漢字には、こうした“知っているとちょっと嬉しい”日本語がたくさんあります。
今後も「へぇ!」と思える言葉をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!