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むっず!「予々」これ、正しく読める?→読めたらスゴい難読漢字の正解は?

  • 2025.5.23

1文字1文字を見てみると、小学校で習った漢字や、簡単な構成で作られた漢字なのに、組み合わせると急に読めなくなる…。そんな熟語があります。

そんなクセのある難読漢字を集めてみました!あなたは正しく読めるでしょうか!?ぜひトライしてみてくださいね。

問題

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問題です。

「予予」この言葉、なんと読むでしょうか。

「予」は「予定」「予想」「予備」など、日常的に使われる漢字です。

読み方は「よ」と答える方が多いでしょう。
そして同じ漢字が2つ並ぶと、つい「よよ」と読んでしまいがちですが、それで正解なのでしょうか?

【ヒント】

この「予予」には、もうひとつの表記があります。

実は、「兼兼」も、「予々」と同じ読み方と意味を持っているのです。

ここまで言えば、答えが分かったでしょうか!

【答え】

それでは、正解を発表します!

正解は……「かねがね」でした!

【解説】

「予予(かねがね)」は、「以前から」「あらかじめ」「かねてより」といった意味を持つ言葉です。

日常会話では少し硬い表現に聞こえるかもしれませんが、ビジネス文書や丁寧な言い回しとして、今でも使われる表現です。

たとえば、「お噂は予予うかがっております」や「予予ご承知のことと存じます」といったように使われます。

辞書では以下のように記載されています。

以前から。あらかじめ。かねて。
(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)

また、別表記の「兼兼(かねがね)」の方が現代では一般的に用いられていますが、「予予」という表記も辞書に記載がある正しい表現です。

意味も読み方も同じですが、見慣れない分、漢字からの連想だけでは読み解くのが難しいのが特徴です。

【まとめ】

「予予」は「かねがね」と読み、「以前から」「あらかじめ」といった意味を持つ表現です。

読みやすそうに見えて、実は難しい――そんな言葉の一例でした。

こうした難読漢字は、語彙の豊かさや日本語の奥深さを再認識させてくれます。ぜひこの機会に「予予=かねがね」という言葉を覚えて、日常のちょっとした会話や表現の幅を広げてみてくださいね。