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突然のアトピー発症で「丸刈りに」夫がかけてくれた言葉に感動「一生涯、私の心に残ってます…」

  • 2025.5.25
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

困難や苦悩に直面した時、家族の存在が支えになったという方も少なくないでしょう。

今回は、会社員の40代女性・Aさん(仮名)が「アトピー性皮膚炎の治療の際に夫から言われた一生忘れられない言葉」について紹介します。

丸坊主を決断させてくれた夫の言葉

これは、私が突然「大人のアトピー性皮膚炎」を発症した時の話です。

全身はステロイドと保湿で何とかキープできるレベルに持ち直せたものの、頭皮が痒みとリンパ汁でぐちゃぐちゃになってしまいました。

色々な薬も試したもののどうにもならず、抜け毛と浸出液のベトベトに悩む毎日が続きます。

そんな私が、ある日思い立ったのが「丸坊主にして薬を塗りやすくしたらどうだろうか」ということでした。

もともとショートヘアだったものの、丸坊主とは話が別です。夫に相談してみましたが、「いいよ!」と言うはずもありません。

数カ月我慢したもののどうにもならなくて、暗い顔で再度相談しました。

すると夫は「あんたが治って笑顔で過ごせるなら俺はいいよ。俺はあんたの笑った顔が好きだもん」と言ってくれたのです。

その後、丸刈りにして適切な薬を直接頭皮に塗り、数年かけて回復することができました

プロポーズすらなかった夫ですが、抜け毛とベトベトで絶望して藁にもすがりたかった時の「あんたが治って笑顔で過ごせるなら俺はいいよ。俺はあんたの笑った顔が好きだもん」という言葉はとても嬉しいものでした。

一生涯、私の心に残る言葉です。

病気と向き合う時に必要な家族の支え

アトピー性皮膚炎は、かゆみや湿疹によって日常生活に影響を与えてしまうことも。さらに、「丸坊主にする」という道を選んだのも、相当な決断だったに違いありません。

ご夫婦の間で「プロポーズすらなかった」というエピソードからも分かるように、普段は照れ屋で言葉数の少ない旦那さんだったのかもしれません。しかし、奥さんが本当に困っている時に、心からの言葉をかけてくれたからこそ、心に深く残ったのでしょう。

「俺はあんたの笑った顔が好きだもん」という一言が、治療への前向きな気持ちと、夫婦の絆を深めるきっかけとなった素敵なエピソードでした。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年5月20日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:40代女性