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【大阪|万博グルメ】人気海外パビリオン『サウジアラビア王国館』レストランメニューの値段や味は?待ち時間から高級感あふれる店内の雰囲気まで徹底レビュー

  • 2025.5.13

大阪・関西万博の通期パスを所有する、“万博取材ライター”の【岩井なな】です♡
通開幕日から数えて通算6日間、万博会場に行ってきました!

2025年4月13日(日)の開幕から1ヶ月が経とうとしている、大阪・関西万博(EXPO 2025)。展示館であるパビリオンの数は180以上あり、開幕当初は謎のベールに包まれている部分が多かったものの、少しずつ情報が出てきました。

中でも、次回の万博開催国として注目を集める『サウジアラビア王国館』の海外パビリオン高級感と開放感あふれるレストランで食事してきました。サウジパビリオンの気になるメニューの値段や味、注目のおすすめポイントをレビューしていきます!

海外パビリオン『サウジアラビア王国館』レストランの待ち時間はどれくらい?

サウジパビリオンのレストラン列は、施設向かって左手にあり、展示の入場列とは異なります
土曜の正午ごろに訪れたところ、待ち時間は2時間とのことでした。実際には2時間半ほど並び、店内に案内していただけました。レストランということもあり待ち時間を予測することは難しいので、長めに見積もっておくことと、これからの季節は熱中症対策を抜かりなくすることに気をつけましょう。

細い階段を上り店内へ導かれると、民族衣装をまとったスタッフがウェルカムコーヒーを差し出してくださいました。スマートな振る舞いとエネルギッシュなスマイルがすてき!

屋内の席とテラス席、どちらに案内されるかは時の運。それぞれにそれぞれのよさがあると思います。今回は、シューズを脱いで座るスタイルの屋内の小上がりの席に案内していただきました。
メニューはレストラン列にQRコード形式で掲示されていますし、店内に入るとメニュー表もいただけるのでじっくり悩めます

高級感がありながら、シンプルで洗練された店内は、開放感も抜群。お料理をいただく前から「並んだかいがあった」と感じるほど、すばらしい空間でした。

サウジアラビア王国にはもともと持っているイメージがありましたが、実際に現地のレストランを訪れたことはまだないので、「きっとこんな雰囲気なのかな」と想像を膨らませるきっかけになりました。

スタッフの皆さんが適度な距離で常に気にかけてくださるので、オーダーもスムーズに行えました。日本語が話せるスタッフは限られるので、英語に自信のない人は指差しで注文するといいでしょう。

美しいビジュアルとエキゾチックな味わいに感動!サウジアラビアのお料理

まずは、サウジアラビアの家庭でも親しまれる、赤っぽい色の「ハッブ・スープ」900円。大麦・トマト・ローストボーンマローが溶け込んだスープな、少しの酸味と旨みを感じる味わい深いスープです。ローストボーンマローとは、牛の骨髄を焼き上げたもので、パンなどにバターのように塗って使われることもあるよう。

イスラム教徒にとって最も神聖な月とされる“ラマダン期間”を中心に食べられる「メディニアン・サモサ」1,000円 は、ぼこぼこした見た目がカラッと揚がった証拠。スパイシーなソースを付けていただきます。

ハーブなどで味付けした牛ひき肉と薄い生地、ソースの組み合わせが美味しくて、今回食べたお料理の中では最も親しみやすいと感じました。

「マクトータ」2,500円 は、牛のハツとレバーを玉ねぎや唐辛子などでソテーした、食欲をそそる一皿。歯応えも食べ応えも抜群で、ライスが進みます。なかなか味が濃いので、お皿に取り分けて2〜4人でシェアするのがおすすめです。

ドリンクは、オレンジっぽい色の「ハバクレモネード」700円 と、真っ赤な「フレッシュハイビスカスとバラ」900円、2種類の特製モクテルを注文。良心的な価格帯ながら、ハバクレモネードは少し持ったりした特別感のある飲み口でした。

「サイヤディーヤ」5,500円 は、旬の魚を丸ごと揚げたインパクト大の大皿料理。梅干しのような味と言われている“タマリンド”風味のスパイスライスとの相性がよく、そのエキゾチックな味わいに感動しました。サウジアラビアでも、沿岸料理として食されています。

手前から、酸味系のソース・スパイシーソース・ごまソースを付けて味変も可能。そのままでも美味しいですが、後半は味変して、新たな味わいを発見しながら最後まで美味しくいただきました!

3種類のデザートが一皿に乗った「サウジ・トリオ」1,200円。向かって左、デーツのプリンである「モラハ」は、コクのある香ばしい味わい。温かくてとろっとした独特の食感でした。

真ん中の、焼いた大麦をベースにデーツのシロップとブラックライムのソースをかけた「マクシュシュ」は、シュー生地のような軽やかな食感と植物由来の自然な甘さがすごく美味しかったです。

真珠のようなプリンの「サゴダナ」は、食感が面白く、ほどよい甘味でつるんといただけました。

ここでしか出会えない絶景が広がる『サウジアラビアレストラン』

サウジレストランから外を眺めると、大屋根リングの上がすぐそこに。また、下を見ると、パビリオン内を観覧するたくさんの入場客が。ここでしか出会えない絶景が広がっていました。

レストランの入り口付近には、サウジアラビア王国で親しまれるアイテムたちがずらり。

展示エリアも人気で、連日長蛇の列ができています。まずはレストランを訪れて、これらの展示を通してサウジについて知るのもいいかもしれません。

この日、サウジアラビア王国館の海外パビリオンで楽しんだ食事は合計で11,500円でした!2人でお腹いっぱいになるには十分なボリューム。どれも美味しくて完食しましたが、ライス付きの料理を2品頼んだところ、少し量が多かったので、1品でもよかったかもしれません。これから訪れる方は参考にしてみてください。

サウジアラビア王国館内の『サウジカフェ』もおすすめ

サウジビリオンは、レストランのほかにショップとカフェを併設しています。展示とつながるような異国情緒漂う雰囲気が印象的。
サウジカフェでは、サンドウィッチなどの軽食や焼き菓子などを販売していて、価格は1,000円前後から。 

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